占いツクール、ごめんなさい。

No.003 ページ3

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結果、何もしていないのにお気に入り作者の数がどんどん減っていって
最後には独りしか残らなかった。

「なんで…？私何もしてないよ！」

なにか悪いことをしたならごめんなさい。
謝るから許して。

「由利〜？ご飯できたわよ〜！」

「うるさい！今は独りにして…今は…」

部屋には自分の泣き声が木霊した。
ぴこん、と音を立て通知がした。

その音だけは何故か気になった。

　

メッセージが送られてきていた。

　

”すいません、私はエイヤという朱スリッパさんの
古参と言う感じの者です。
私は朱スリッパさんを最後まで信じます。
今まで作品を読んでいて朱スリッパさんは盗作するような人じゃない
事がわかっています。きっと勝手にログインされたんですよね。
結果的にはだいやいやほんさんも朱スリッパさんも何もやっていないんですよ。
私は朱スリッパさんの役に立ちたいです。
どんどん相談してください！！”

　

この人のお陰で少し心が明るくなった。

「お母さん！さっきはごめん！ご飯食べるね〜！」

　

「えぇ、大丈夫よ。
　今は気分がとっても良いからね。」

　

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