♡Episode5 ページ7
その後何事もなく膨れたお腹でサバナクロー寮に帰宅。
少し遅くなったけどウチの寮はそういうのに緩いから大丈夫だろう。
鏡をくぐり一直線に自分の部屋へ向かう。
ラギー「おーおー。大胆に浮気ッスかぁ?」
後ろを振り返る。
そこにいたのは同級生のラギー・ブッチ。
ラギーとはりょーちょーのお気に入り(笑)同士だからよく喋る機会があった。
『ラギー。ただいまアル』
ラギー「はいはい、おかえりッス。それよりなんスか?そんな海臭い匂いつけて帰ってきて」
『海臭い?』
スンスンと腕やら服やらを臭ってみるが特に匂いはいつもと変わらない。
あの料理のことアルか?
それとも野生の勘?
でも臭うならシャワーを浴びたほうがいいだろう。
本当はそのまま寝るつもりだったが仕方がない。
サバナクロー寮は獣人が多い繊細な寮だから。
『ん〜シャワー浴びて来るアルぅ〜』
ラギー「シシシッ!レオナさんに見つかんないように気をつけるッスよ?」
『いぇっさーらぎぃー』
りょーちょーに見つかってはいけない。
・・・・・それはまた変な野生の勘か、未来予知か。
はたまた予測か。
『(・・・・ま、どれでもいーアル)』
シャワー室に行くまでにすれ違う寮生殆どにガン飛ばされた。
海臭いというのも案外本当なのかもしれない。
これはりょーちょーの部屋の前を通らないほうがいいだろう。
少し遠回りになるがしょーがない。
りょーちょーは繊細だから。
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レイス(プロフ) - さいこーです!✨大好きです! (3月26日 2時) (レス) @page13 id: 47e309a110 (このIDを非表示/違反報告)
快晴(プロフ) - 夢主くん可愛くて大好きです🥰💗更新楽しみにしてます!! (12月27日 10時) (レス) @page8 id: 3fba93f21d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:天照大神 | 作成日時:2023年10月18日 16時