episode2〜初体験〜 ページ4
私は恐怖で体が震えた。
逃げなきゃって思うのに、なぜか力が入らない。
ドンッ))
アヤトくんは私を壁に押し付けた。
つまり私の後ろは壁で、前にアヤトくんが立っている。
ア「オマエ、さっきバスケっつったろ。オレ様はバスケをやる。けど寝起きで力入んねーから、吸血する。オマエの血はオレ様が吸い尽くしてやる。」
アヤトくんは服に手をかけボタンを外そうとする。
私「イ、イヤッ!」
ダメ元で抵抗したけど、アヤトくんは、
ア「オマエに拒否権なんかねーんだよ。」
と、突っぱねた。
そのまま服を少し下ろし、アヤトくんの前に白くて傷一つない首元がされけ出される。
アヤトくんは顔を近づけ、ペロッと首筋を舐めた。
私「ひゃぁ!///」
つい声をあげると、アヤトくんは満足げに笑った。
ア「ふーん、オマエ結構いい声あげるな。」
そのままアヤトくんは首筋に牙を突き刺した。
私「んんっ!///」
ズキッと痛みが走り、その後なんとも言えない感覚が襲った。
私(なんだか気持ちいい…これが快楽ってヤツなのかも)
私「あ…ひやぁ///…んんっ…はぁ…」
ア「…ん…んんっ…」
アヤトくんは目を閉じて、美味しそうに血を吸う。
しばらく吸っていて、やがて信じられないといった顔になった。
ア「すげぇ…何だこれ…今まで味わったことねぇくらい甘ぇ…チチナシよりも濃厚で…」
言葉を切り、首に流れていた血をペロッと舐めとった。
私「ひゃうっ!///」
反射的に声があがる。
ア「甘くって少し酸味があって…ヤミツキになっちまいそう…ククッ…」
(は、早く逃げなきゃ!)
私はまたキバを突き立てようとするアヤトくんを振り切って、ダッシュでベランダに続くドアへ向かった。
(ベランダに出て、そこから体育館に行こう!)
けどその考えも杞憂に終わり、後ろからグイッと引っ張られた。
ア「おいっ!逃げんなよっ!」
私「きゃあ!///」
そしてアヤトくんは私の首を腕で固定し、私の左肩から顔を出した。
アヤトくんの綺麗な髪が頰に当たって、少しくすぐったい。
ア「オマエ、このオレ様から逃げ切れると思ってんの?そんなのトロいヤツがするもんだぜ。なぁノロま女」
私はムッとした。
私「の、ノロま女って…それ私のこと…」
アヤトくんは小馬鹿にしたように笑った。
ア「バーカ、そんなことも分かんねぇのかよ。そんなヤツには、お仕置きが必要だな」
そう言うなり、私の髪をどかして左側の首筋を晒し出した。
ア「覚悟しろよ?」
episode3〜自分の弱さと気持ち〜→←episode1〜出会い〜
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くろ(プロフ) - ダークムーンさん» コメントありがとうございます!更新はチマチマになりますが、気長に待ってていただけるとありがたいです!応援よろしくお願いします! (2017年10月23日 22時) (レス) id: d53d7bf966 (このIDを非表示/違反報告)
ダークムーン - とても面白かったです次の更新を楽しみにしています (2017年10月23日 22時) (レス) id: 64bccd7333 (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - 桜月 緋夜(←暫くこれに。元 静香)さん» コメントありがとうございます!ヘタな終わり方ですみません!本編を楽しみにしてくださっている方がいると思い、こういう終わり方をしました。また番外編第2弾を作る予定です!本編も番外編第2弾も楽しみにしていただけると幸いです♪ (2017年10月18日 6時) (レス) id: d53d7bf966 (このIDを非表示/違反報告)
桜月 緋夜(←暫くこれに。元 静香)(プロフ) - 番外編完結おめでとうございます!本編が気になって来ますね。更新されるのをいつでも待ってます♪ (2017年10月17日 22時) (レス) id: ee1d551d46 (このIDを非表示/違反報告)
くろ(プロフ) - サイコハルさん» コメントありがとうございます!喜んでくださってなによりです!これからも応援よろしくお願いします! (2017年10月3日 18時) (レス) id: d53d7bf966 (このIDを非表示/違反報告)
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