【DIABOLIKLOVERS♪紅色に染まる少女】

episode17〜ついに揃った逆巻兄弟！〜 ページ18

風呂場での出来事の後、ダイニングでひと息ついていると、玄関のドアが開くと同時に、うるさいくらいの声が聞こえてきた。

？「やっと着きましたね…疲れたね、テディ？」

？「ええ、誰かさんのせいで乗り遅れたんですからね。このゴクツブシがっ…！」

？「まぁまぁ、そんなに怒らなくてもいいじゃん。ね〜ビッチちゃん♥️」

？「う、うん…」

？「…はぁ、めんどくさかった」

？「お前ら、着くなりガチャガチャうるせぇよ！ったく！」

聞いたことのある声から、初めて聞く声まで様々だった。

声がどんどん近づいてくる。

？「ねぇねぇ、なんだか〜とーっても甘い匂いがしない？」

？「確かに感じますね。私たちを狂わせるような匂いが」

そしてドアが開いた。

ダイニングに入ってきたのは、5人の男の子と1人の女の子だった。

ア「お、もう戻ってきたのかよ」

アヤトくんは、ゆっくりと起きあがり、男の子たちを見回し、眼鏡の男の子に視線を投げた。

ア「おいレイジ。コイツがオレの言ってた女だ」

レイジと呼ばれた男の子は、興味深そうに私を眺めた。

私「初めまして、赤崎Aです」

礼儀正しく挨拶すると、その男の子も軽く頷いた。

レ「よろしくお願いします。私は次男のレイジです。せっかくですので、きちんと紹介しましょう」

レイジさんが言うと、私の周りに男の子たちが集まった。

レ「彼が長男の逆巻シュウ」

シュ「……」

シュウさんは何も言わず、目を瞑ったまま、音楽を聴いていた。

背が高く、オレンジ色の髪が綺麗だった。

レ「三つ子の三男アヤト」

アヤトくんは私を見て、ニヤッと笑った。

いつも通りの自信満々な笑みだった。

レ「四男カナト」

カ「後で吸血させてくださいね…」

カナトくんはクマのぬいぐるみを抱えて、儚げに微笑んだ。

背は兄弟の中で一番低く、紫色の髪とクマのある大きな瞳が可愛らしかった。

レ「五男ライト」

ラ「よろしくね、Aちゃん♪」

ライトくんは、パチッとウィンクをした。

前に学校で会った時と変わらず、興奮してるといった感じだった。

私はあの時の恨みを込めて、ライトくんを睨んだ。

けど、笑ってスルーされた。

レ「そして、末のスバルです」

ス「チッ、めんどくせぇ」

スバルくんはツンと顔をそらした。

綺麗な白い髪と赤い瞳が似合っていた。

私はこの場にいるみんなを見回した。

ついに出会ったんだ、逆巻兄弟に！

episode18〜恐怖の6人同時吸血〜→←episode16〜怪我の痛みは心の愛（いたみ）〜

• 金　運: ★☆☆☆☆
• 恋愛運: ★★★☆☆
• 健康運: ★★★★★
• 全体運: ★★★☆☆

ラッキーアイテム

革ベルト

ラッキーカラー

あずきいろ

ラッキーナンバー

8

ラッキーアルファベット

X

ラッキー方角

西 - この方角に福があるはずです

おみくじ

おみくじ結果は「末凶」でした！

ラッキーキャラクター

逆巻シュウ

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