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*ep.44* ページ5

【オンボロ寮】

ドアを開けて自室のベッドへ倒れ込む。あーーー勇気を出した私を誰か褒めてくれ


...なんて思っていると、玄関のドアを叩く音が聞こえた。


下へ降り、誰だろうと思って開けると、エースとデュースがいた。


グリム「またオマエらか?」


エース「悪い、ちょっと明日の事で相談があって...って。


やけにスッキリした顔じゃん。なんかあった?」


デュース「いい事でもあったか?」


どうやら表情に出てしまってたらしい。


...まぁ、2人には事情を話そう。

ーーーー


『...ということがありました』


エース「へぇ。良かったじゃん」


デュース「あぁ。僕もどうなる事かと思ったぞ」


グリム「で、来週珊瑚の海に行く事になったんだゾ」


エース達が驚く。


エース「えっ!?...いや、水中なら薬とかいるじゃん?それは誰から貰うの?」


『んー...多分アズール先輩が用意してくれるんじゃないかって』


デュース「また前みたいに対価が〜とか言いそうだな。そこは大丈夫だろうか」


対価は求められない筈...と信じたい


薬...か。あのとても不味い味のする薬をもう一度飲めと?


『...せめてお〇すり飲めたねとかそういうの作ってくれないものか...(ボソ』


グリム「何だそれ?」


『苦い薬をゼリーに包んで内服するやつです』


デュース「つまり、オブラートみたいなものか?」


エース「そういうのあったら楽なんだよなぁ。ま、それはさておき。


問題は服装だな。デートみたいなものでしょ?だったらケイト先輩にお願いしたら?あの人だったら知ってそうじゃん」


デュース「クルーウェル先生やシェーンハイト先輩に相談してもいいんじゃないか?ファッションに詳しいし。」


なるほど、その手もあるか。よし、それでいこうかな


『じゃあ、明日先輩達や先生に相談してみる』


エース「ん。じゃあ決まりだな。...あ、ゴメン。話が...」


.....話を聞くと、明日勉強会を開かないかということだった。


明日は予定ないし行く、みたいな事を言っといた。


そして2人が戻り、ベッドへダイブして数秒で寝た。

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むわ - このお話大好きです! 更新待ってます (2021年4月23日 17時) (レス) id: 2bc4f3e9d1 (このIDを非表示/違反報告)
リコ - ヒェ…スキデス (2020年8月5日 0時) (レス) id: c1f9dc3830 (このIDを非表示/違反報告)
雨水 - 更新楽しみにしています (2020年8月2日 9時) (レス) id: ce34cbbaec (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:赤葦京香@不定期更新 | 作成日時:2020年7月19日 15時

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