検索窓
今日:4 hit、昨日:1 hit、合計:14,358 hit

殺戮者 ページ40

Aside



駄菓子屋に着いたのは良いが、何を買えば良いか全くきいてない、聞けば良かったな……

なんて、今更少し後悔する。

ラムネ?ねり飴?グミとか?

あぁもうわからない、全部買ってしまおう。


そう、思いついたもの全部買って、駄菓子屋から出た時、お腹に死ぬ程痛みが走った。

観ると、黒い刃物が……力を振り絞って後ろを向くと、あの資料に書いてあったあの2人、黒外套と白外套。


黒外套の男性は芥川さんだった……


芥川「済まんな……A」


もう1人は太宰さんに見せて貰った写真の人…

佐原……菫……


そこで私の意識は途絶える。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
敦side



至急、乱歩さんに僕と太宰さんが呼ばれて乱歩さんとAちゃんのいる現場に向かった。

乱歩さんの姿はあるがAちゃんの姿は見えない。


太宰「お待たせしましたー乱歩さん」

乱歩「遅いよー2人共」

敦「そんな事より、Aちゃんは何処に」

乱歩「Aちゃん?あぁ、お菓子買いに行ったよ」


其の時、太宰さんは事件現場の方を見て、マフィアのビルの方をチラ見して僕に向かって、


太宰「敦君!今すぐAちゃんの所へ向かうんだ!早く!」

敦「えっ?あっ、はい!」


なんか太宰さんも焦って云ったので僕も駆け足でAちゃんを探しに行く事になった。
確か、菓子を買いに行ったっていってたよな?
しらみ潰しに探すか……




暫くして赤い外套を見つけた。多分Aちゃんだ。
でもいつもなら白いシャツが赤く見える。

走って駆け寄ると背後から芥川の羅生門に刺されて、目を瞑ったままのAちゃんが。


敦「芥川ぁぁっ!!」


と、もう1人、白外套に黒い髪の毛、菫さんだ……


芥川「人虎、今は貴様には用はない。」


隣の菫さんに目をやると、菫さんは丁寧にお辞儀をした。

菫「この間は有難う御座いました。とても楽しかったです。 でも、御免なさい。今は仕事中だから………また、一緒に茶漬け、食べましょうね、では、」



と言い残し菫さんが後ろを向いた時、僕の周りに黒い霧が現れて、僕はその場に崩れ落ち、意識は無くなる。


▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫▪▫
目覚めたら、探偵社の医務室に居た。

ぼやぁっとした視界の中で誰かの声が響いていた。

太宰さんだ。


太宰「敦君、マフィアが動き出したようだよ」


マフィア……が……

遣り取り→←名探偵



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.3/10 (16 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
15人がお気に入り
設定タグ:文スト , 中島敦 , 芥川龍之介   
作品ジャンル:アニメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

梅雨椪 - 青空と雨さん» 実際、私も小説描くの未だ未だ初心者ですから、書いてるうちに慣れてくると思いますよ!(私もそうでした)私は自分のオリキャラに文豪達を只巻き込んでいるだけなので、主人公のキャラ設定さえしっかりしていれば書けると思います!素敵なコメント有難う御座います! (2019年8月7日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 梅雨椪さん» めっちゃ面白かったです!どうやったらそんなに上手く小説が書けるんですか…?私の書いてる小説、全然ダメで…凄く羨ましいです! (2019年8月2日 22時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - これからも頑張ります!どうぞ宜しくお願い致します! (2019年7月25日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - 有難う御座います!頑張ります! (2019年6月8日 0時) (レス) id: 7128cd4b8b (このIDを非表示/違反報告)
ピンポン - 敦くんが「生き別れの妹です!!」って言った時は笑いましたww更新楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: fabb623d55 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:梅雨椪 | 作成日時:2019年6月6日 22時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。