雨宿り ページ37
Aside
人が1人入りそうなくらいの自分の異能の水の球体を作った。
A「息、止めててくださいね、いきますよ」
敦「え?」
そのまま其の球体は敦さんを飲み込んで其れから吐きだす。
敦「ぷあっ、がはっ、ごほっ、び、吃驚した…」
A「服、如何ですか?」
敦「服……凄い!乾いてる!」
そしてそのまま私の水分も抜き取って、コンビニで傘を買う事にした。
敦「傘、一本しか無いね……」
急な雨だった所為か傘は一本しか無かった。
仕方がないので2人で一つの傘を使う事になった、
A「これって、相合傘……?」
そう言えば敦さんは顔を赤くしていう。
敦「仕方がないから!」
A「厭だったら、私濡れて帰りますよ?」
敦「其れは、いい……。」
A「じゃあ、このままでいいのですか?」
敦「……うん。」
そのまま、私達は社の寮に帰ったのだ。
私の方が背が小さいので、敦さんが傘を持ってくれたり、何気なく道路側に立ってくれたり、車の水飛沫からも守ってくれたり…………
あれ?此れ、私ばっか得してない?
A「敦さん、私ばっか庇ってると敦さんが、濡れちゃいますよ…?」
敦「其れより、お願いがあるんだけど、」
A「何でしょう?」
敦「さん付け、やめてほしい。あと、敬語も。僕達同い年だしさ、僕も入社して、そんなにたってないからさ。」
A「敦、君?」
敦「///」
自分から頼んだのに照れている敦君……。
そして私達は社の寮まで無事帰る事が出来たのだ。
A「ただいまぁ!って、誰もいないけど」
敦「そうだねw」
A「そういえば敦君、布団さ押入れの所だと頭打つし、こっちで寝ない?」
敦「え?でも、」
A「いいから早くっ!」
敦「ぅ、うん」
2人とも布団に入ると敦君は疲れているのか、直ぐ寝てしまった。
間近でみると綺麗な肌だなぁ、私より綺麗だよ…………
なんて思ってたら私も寝てしまった。
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梅雨椪 - 青空と雨さん» 実際、私も小説描くの未だ未だ初心者ですから、書いてるうちに慣れてくると思いますよ!(私もそうでした)私は自分のオリキャラに文豪達を只巻き込んでいるだけなので、主人公のキャラ設定さえしっかりしていれば書けると思います!素敵なコメント有難う御座います! (2019年8月7日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 梅雨椪さん» めっちゃ面白かったです!どうやったらそんなに上手く小説が書けるんですか…?私の書いてる小説、全然ダメで…凄く羨ましいです! (2019年8月2日 22時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - これからも頑張ります!どうぞ宜しくお願い致します! (2019年7月25日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - 有難う御座います!頑張ります! (2019年6月8日 0時) (レス) id: 7128cd4b8b (このIDを非表示/違反報告)
ピンポン - 敦くんが「生き別れの妹です!!」って言った時は笑いましたww更新楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: fabb623d55 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:梅雨椪 | 作成日時:2019年6月6日 22時