依頼其の参 ページ29
Aside
A「全集中……」
此処にある車全ての車内を水で埋める、と、云っても爆弾は変わらないのだろうけど、
耳をすます
〔ピ…………ピ…………ピ…………〕
微かに聞こえる、カウントしている様な音……
A「此処から前方約30m先!爆弾発見!」
A「半麗半血!!」
其の車の周りに巨大な障壁を何重も作る。半麗半血状態は自分の血おも使ってしまう、故に、氷が赤いが、まぁ良いか、
少しふらっとする、
でも、今はそんなの関係、ない。
早く敦さんの処へ行かなきゃ……
途中、向かっている最中、敦さんのいる倉庫から誰か出てくる。
A「?」
一瞬、瞬きをした瞬間に其の人は居なくなって、私の背後に……
A「何!?」
そう云う隙間もなく、私は蹴られ倉庫に吹き飛ばされた。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
敦side
彼女に話を訊いている最中、突然、倉庫の天井に穴が開く。
誰かが上から降ってくる……あれは、
敦「Aちゃん!?!?」
Aちゃんは地面に叩きつけられ、血を吐く、そして腹部からの大量出血で地面が赤く染まる。
マリーちゃんをよく見ると震えている、さっき云ってた異能力者ってもしかして、この人の事か……?
きっと彼女の顔からするとそうだろう。
Aちゃんの目は閉じている、否、待て、Aちゃんの異能だけは動いている。半麗半血状態の伸びている異能が倉庫の奥の爆弾の制御装置がある扉を裂く。異能の先端に何かがある、あれは、鍵?異能が器用に鍵を差し込み回す。
どうやら爆弾の作動は止まったみたいだ。
宙を浮く黒い人影。
人影「あ〜ぁ、詰まんねぇの」
奴はそう云い、Aちゃんを踏み付ける
A「ガハッ……」
人影「此奴ぁ良い異能だ。また手に入りそうだなァ」
手に入る……??Aちゃんが???
敦「Aちゃんに何する気だ!」
僕は大きな声で叫んだ。
人影「そりゃァな、復讐だよ復讐。此奴の異能力暴走事件、あん時よォ、俺は大事な兄を失ったンだよ、解るか?だから、邪魔しないでくれ小僧。」
其奴の言葉には少し心に刺さる。
其の時、Aちゃんが大きく息を吐き返すと同時に発する。
A「ちがっ、違う……私は……其んな……」
大きく動揺し始める。
人影「それからテメェはどんどん命を刈り取ったんだ。全てで300人の命をテメェが刈り取ったンだよ!!」
Aちゃんが震え始める
15人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
梅雨椪 - 青空と雨さん» 実際、私も小説描くの未だ未だ初心者ですから、書いてるうちに慣れてくると思いますよ!(私もそうでした)私は自分のオリキャラに文豪達を只巻き込んでいるだけなので、主人公のキャラ設定さえしっかりしていれば書けると思います!素敵なコメント有難う御座います! (2019年8月7日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 梅雨椪さん» めっちゃ面白かったです!どうやったらそんなに上手く小説が書けるんですか…?私の書いてる小説、全然ダメで…凄く羨ましいです! (2019年8月2日 22時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - これからも頑張ります!どうぞ宜しくお願い致します! (2019年7月25日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - 有難う御座います!頑張ります! (2019年6月8日 0時) (レス) id: 7128cd4b8b (このIDを非表示/違反報告)
ピンポン - 敦くんが「生き別れの妹です!!」って言った時は笑いましたww更新楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: fabb623d55 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:梅雨椪 | 作成日時:2019年6月6日 22時