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依頼 ページ11

Aside





探偵社にある依頼が来た。
其の依頼は私への依頼だった。


A『依頼者が書いていない…』

敦「指定の場所に行き、書類を探して欲しい…か、」


何となく其の書類は私に関係ある気がした。
私への依頼なのだから、まぁ、


国木田「其の依頼、敦と小娘、お前等二人で行け、小娘の初仕事だ、」

敦A『はい!』





と云う事で私と敦さんは依頼書の指定の場所に向かった。


そういえば、私と敦さんは兄弟って云う設定だったよね、生き別れの……(汗)
私は黒髪で、敦さんは白髪だから何かというより可笑しいと思った、



A『敦さん、頭触って下さい。」

敦「あ、頭!?」


何か誤解をしているようだが、まぁ、良いか、
少し頬を赤らめながら、私の方に手を伸ばした

まぁ、触れようとしたら水になるんですけどね

思った通りに頭のみ只の水になって落ちた。
そう、私は今首から下しかない状態。



敦「あぁああ!!大丈夫!?忘れてた此の事!!」



敦さんの云う事に返せない、頭が飛んだから、

自分を再生すると同時に髪の毛を敦さんと、同じ色にした。


A『此れで兄弟でしょう?』

敦「可愛い、」


思わず漏れた敦さんの声に私はびっくりした顔でいた。
私の記憶のある中で可愛いと云われたのは初めてだったのだ。



敦「あぁああ!そ、そ、そう云う訳ではぁ!」




何故か私より顔を赤らめながら敦さんは云う、



A『は、早く依頼の場所に行きますよ!」







なんて話しながら依頼書に書いてある場所に来た。空家と云うか、建てたばかりの家が並んでいる。



A『本当に此処なんでしょうか、』

敦「うん、此処であってるはず、」



家の並んだ此の場所に書類なんてあるのだろうか。




少し奥の方に黒い人が立っていた。
何か見覚えのあるような、



敦「芥川!?」



芥川って確か、私の携帯にある写真の……

あの人だ。








芥川「人虎、今は貴様に用は無い、Aに書類を渡しに来ただけのみ」

敦「っな、何故お前がAちゃんの名前を知っている!」

芥川「僕とAは知り合いだ。」


今、何かが頭の中から蘇った。







そうだ、私は檻の中にいた。

監禁生活→←入社試験



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設定タグ:文スト , 中島敦 , 芥川龍之介   
作品ジャンル:アニメ
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梅雨椪 - 青空と雨さん» 実際、私も小説描くの未だ未だ初心者ですから、書いてるうちに慣れてくると思いますよ!(私もそうでした)私は自分のオリキャラに文豪達を只巻き込んでいるだけなので、主人公のキャラ設定さえしっかりしていれば書けると思います!素敵なコメント有難う御座います! (2019年8月7日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
青空と雨 - 梅雨椪さん» めっちゃ面白かったです!どうやったらそんなに上手く小説が書けるんですか…?私の書いてる小説、全然ダメで…凄く羨ましいです! (2019年8月2日 22時) (レス) id: 523f0370de (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - これからも頑張ります!どうぞ宜しくお願い致します! (2019年7月25日 2時) (レス) id: dd9330d6af (このIDを非表示/違反報告)
梅雨椪 - 有難う御座います!頑張ります! (2019年6月8日 0時) (レス) id: 7128cd4b8b (このIDを非表示/違反報告)
ピンポン - 敦くんが「生き別れの妹です!!」って言った時は笑いましたww更新楽しみにしてます (2019年6月8日 0時) (レス) id: fabb623d55 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:梅雨椪 | 作成日時:2019年6月6日 22時

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