虚色アルバイト【創作】 (ページ20)

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操り神ページ20

明日side
クラスタの周りが一気に黄色く輝き始める。
クラスタの右目の白色に薄く文字が刻まれる。
本当に現実で起こっているのか疑う程に美しい古風な姿をした女性が現れる。
クラスタと同じ白色の瞳で、薄紫ね長い髪(毛先に向かって黄緑色)。紫色の着物で袖と帯は黒色。
背に１mの大きな鏡と左に小さな太陽と右に小さな月。

天照｢我が名は天照皇大神(あまてらすおおみかみ)。｣
琴のように綺麗な澄んだ声。
一言一句が神々しく感じ、本当に神様なんだと"信じた"。

クラスタ「これが日野さんが言ってた神だよ。その名も"操り神"！！」
操り..神....

クラスタ「明日には操り神を出現させる"才能"がある。今はまだ明日は"原石"の状態。」
クラスタは座っている俺の目の前で跪き右手を手にとる。

クラスタ「"俺達で、困っている人を助けよう。俺達にしか出来ない事で、困っている人を助けよう。"」
迷いや嘘がない真っ直ぐな目。
俺を受け入れ、必要としてくれる願い。

明日「...でも..怖い。怖い。」
クラスタみたいな人に裏切られたら...考えるのが怖い。
.....仕事関係なら尚更だ。

クラスタ「じゃあ、"友達になろう！"」
....欲しかった。ずっと欲しかった友達。