｛75話：交代｝ ページ27
そのまま私はゾムと店番を続け、あっという間にお昼になった。
Zm「やっと終わったわ…A！一緒にショッピ君の所行こうや！」
『うん、いいよ』
私がそう言うとゾムは、はしゃぎながら私の腕を掴んで1年生の教室まで走った。
や、やっぱり速いな…なんて思っているとあっという間に1年B組に着き、丁度教室からショッピさんが出てきたところだった。
Syp「あ、すみません。少し長引いてしもうたんで…」
『大丈夫だよ、気にしないで？』
Zm「どこ行く！？」
『私3年生のお化け屋敷行ってみたいな〜』
Syp「また怖い系ですか？」
Zm「ええんちゃう？じゃあ行こか！」
ということで、私達は3年生の階に行くことにした。
確かに前も肝試しやったばっかりだったな。
なんて考えていると暗い雰囲気の教室に着いた。
…受付の人っぽい豚さんがいる。
Tn「あ、Aさん達来てくれたん？」
『えっ、トントンさんっ！？』
Tn「せやで」
Syp「なんか、似合ってますね…」
Tn「んで、肝試ししに来たんやろ？んじゃこれ懐中電灯な」
『あ、ありがとうございます…』
トントンさんから懐中電灯を受け取り、教室の中に入る。
うわ、結構暗い…今はお昼で快晴なのに、懐中電灯が無いと床がよく見えない暗さだった。
そのまま私達は教室の中を懐中電灯で照らして進んでいく。
でも、この懐中電灯…。
『もう電池切れそうになってない…？』
Syp「時々消えますね」
そんな冷静に言わないでよ…！気にしてるの私だけなの？この2人怖いの平気ってこと？いや私も平気だけどね？平気だけど危機感が強いだけだから！！
Zm「まぁこの方が雰囲気出るんちゃう？」
『そうだけど…！』
普通に怖…くはないけど？
まぁいきなり脅かしてこなければ…なんて考えていると誰かにガシッと肩を掴まれた。
…いきなり、肩を掴まれたのだ。
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鶴(プロフ) - コメントありがとうございます！作者は関西圏では無いので、キャラに合うような関西弁が出来ているか不安だったのですが、そう言って頂けるととても嬉しいです…！！！ (2021年2月16日 22時) (
レス) id: c881247ce8 (このIDを非表示/違反報告)
ばんのすけ。 - 完結、おめでとうございます。面白くて一気見してしまいました。ちなみに私が好きな推しはzmです。関西弁なのも似合っててグッときます！ (2021年2月16日 21時) (レス) id: b7bc451954 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 柚香さん» コメントありがとうございます、楽しんで頂けたようでとても嬉しいです！ (2020年6月23日 23時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
柚香(プロフ) - 完結おめでとうございます！すごくおもしろかったです (2020年6月23日 23時) (レス) id: f5da286a01 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴 | 作成日時：2020年6月1日 22時
