｛16話：体の異変｝ ページ17
そして次の日。
目覚ましの音で目が覚めてベットから起き上がる。
何故だか体がだるくて、くらくらする。何でだろう…？
風邪かと思い、熱を測ってみたが36.5の平熱。
多分最近生徒会に絡まれてばっかりだったから疲れがたまっていたんだろう。
Ky「お！今日も起きてんじゃん！」
『おはよう、キヨ。』
Ky「おっは〜。…って、なんか顔色悪くね？」
『熱はなかったから平気。』
Ky「…無理すんなよ？」
こういう優しい所はカッコいいよね。
…なんて、調子に乗るから本人には絶対言わないけど。
いつものように制服に着替えて朝食を作り、生徒会の人たちが来る前に登校する。
レトさんにも顔色が悪いと言われたが、平気だと伝えて教室に入った。
Rtrt「Aちゃんはいつも無理するんだから、辛くなったらすぐ言ってね？」
Ky「俺が保健室まで運んでってやるよ！」
この2人、こういう時はほんとに優しいんだよね。
そのまま2人と話していると、トイレに行きたくなって立ち上がる。
そういえば、朝起きた時トイレ行ってなかったな。
私は2人に言って小走りでトイレまで行き、ささっとトイレを済ませた。
そして手を洗い教室に戻ろうとすると、グラッっと体が傾く。
…あ、これ、倒れる…っ！？
そう思うが成す術もなく私はそのまま床に倒れた。
段々と霞んでいく視界の中で最後に見えたのは、焦ったような顔でこちらに走ってくる、背の低い男の子だった。
…・☆・…・☆・…・☆・…
『…ん…。』
目を開けて一番最初に視界に入って来たのは真っ白なカーテン。
私、ベットの上で寝てる…ってことは、ここは保健室？
まだ働きだしたばかりの頭を動かしながら、ぼーっと周りを見ていると、閉じられていたカーテンが突然開いて誰かが顔を覗かせた。
つやつやで綺麗な水色の髪…。
Snpi「お、Aちゃん起きた？…貧血で倒れたんだよ、大丈夫？」
『はい、平気です…。』
Snpi「ふふ、よく寝てたもんね。もう4時限目終わってるよ？」
…もう昼休みになったのか。
入って来たのは阿部先生。
この人も生徒会の担当だったっけな…確か皆からはぺ神とか、しんぺいさんって呼ばれてた気がする。ならしんぺい先生って呼ぼうかな。
しばらくしんぺい先生と話していると、誰かが勢いよく扉を開けて保健室に入って来た。
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赤月 アズ(プロフ) - 鶴さん» 了解しました！ありがとうございます（？） (2020年6月3日 14時) (
レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 赤月 アズさん» コメントありがとうございます！一応誰とも付き合わない(予定)です！（もしかしたら番外としてオチアリストーリーを書くかもしれませんが...（笑））更新頑張ります！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
赤月 アズ(プロフ) - や・・・やばいTOP4と我々だは私得すぎるあの聞きたいことがあるんですけどオチとか決まってますか出来れば全員オチがいいなーと思っただけですすみませんこれからも頑張ってください！ (2020年6月2日 21時) (レス) id: 3cb13bb511 (このIDを非表示/違反報告)
鶴(プロフ) - 仰げば尊死さん» コメントありがとうございます、楽しんで頂けているみたいでとても嬉しいです！更新頑張ります！ (2020年6月2日 13時) (レス) id: f1f48612a8 (このIDを非表示/違反報告)
仰げば尊死 - ハマりすぎてイッキ見してしまった…続き待ってます！！ (2020年6月2日 1時) (レス) id: d6069bd4ed (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：鶴 | 作成日時：2020年5月26日 15時
