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同級生の頼み ページ29

今まで変人速攻で目を瞑っていた日向くんが、



日「目え瞑んの、やめる」



影山くんに向かって、そう言った。

だが、影山くんがすんなり受け入れるはずもなく、

少し嫌な空気が漂う中、試合を再開した。



あれから、烏野がピリピリしてる。



試合に負け、またまたフライングするメンバーたち。

?「選手たちに意識の変化があるようだな?」

烏養コーチにニヤニヤして言う、お、おじいちゃん……?

「あの、誰っすかあのおじいちゃん」

清「猫又監督、音駒の」

「あー、言われてみればそんな感じします……」

コーチは何か思い当たることがあるのか、難しい顔をして冷や汗を流す。



そんな中、これまた意外な人物が、





武「皆さんは、ここにいるチームの中で1番弱いですね?」





……い、意外に直球なことを言った。

武ちゃん先生にしては、これまた珍しい……しかもめちゃくちゃ笑顔。

みんなは言い返すこともできず、グッと堪えていた。



武「どのチームも、公式戦で当たったならとても厄介な相手。

彼らをただの"敵"として見るのか、

それとも、技を吸収すべき"師"と見るのか。

君たちが弱いということは、伸びしろがあるということ。

こんな楽しみなことないでしょう」



それを聞き、鼓舞されたのかテンションが上がるみんな。

烏「今なんか先生みたいで頼もしかったぜ!

ありがとな!」

武「あっ……

僕一応教師……ですけれども……」

烏養コーチ、褒めたつもりだろうけど褒めたことになってない……



「お疲れ!ドリンクいっちょ!」

西「お!助かるぜ岸廻!」

縁「ありがとなー」

同学年の部員にドリンクを配って回る。

「さすが2年……感謝の言葉を述べるとこ偉いわ……」

田「それどーゆーことだ?」

ドリンクを受け取った田中が私に問う。

「1年が、ねぇ……日向くんと影山くんはピリピリしてるし、

月島くんは無言だし、山口くんはめちゃくちゃいい子!あの子は例外」

縁「まあ、確かに色々悩むしね……月島に関してはいつも通りじゃないか?」

「あ、じゃあ月島くんも例外か」

西「なぁ岸廻」

「ん?」

西「俺も何か新しいことやろうと思ってるんだが、何かいいアイディアねーか!?」

「それ私に聞くの!?先輩とかコーチに聞けよ!」

西「いやぁ、岸廻は昔からいいアイディアくれるからよ!頼む!」

このとおり!と、手のひらを合わせて頼んでくる西谷。

「うえぇ……」

覚悟を示せ→←雛烏、動く。



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奏音 - え……!めっちゃ主様の絵柄好きです!!私で良ければですが、夢主ちゃんの絵描いて見てもいいですか? (2020年5月16日 21時) (レス) id: ea3d173ac1 (このIDを非表示/違反報告)
むうまう - 面白かったです!!主人公ちゃんの性格めっちゃすこ更新頑張ってください(*´∇`*) (2020年2月16日 21時) (レス) id: f5daa61569 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:てぃな | 作成日時:2019年5月24日 16時

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