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…
オスマンの答え合わせの解説はまだまだ終わらない。
「β国の戦争は謎の研究の逃げ場所として濃厚だった。で、大先生を前線の後方に置いたけどもう一つ切り札が欲しかった。それが君だよ。
大先生に確認を取れば転移の魔法は行ったことがない場所には飛べないと聞いたけど、どうやらピアスの魔道具は視覚を通して行ったことのない場所にも飛べるって聞いたんや。それ、チーノがつけてたけどゾムも色違いのものを持っとった。
前線にいるウツの近くにゾムがいるのを知ってるのは幹部を除いて君だけ。前線へ飛ぶには彼女はどの行動を取るか、魔道具を使うんやないかなって」
「それで、まんまと僕が飛んだわけ。緊急事態のために」
「正解。まぁ、そんな状況にならんことが一番やけど助かったで。それに関しては感謝を述べないとね」
「この流れで感謝されても皮肉にしか聞こえないよ。で、上にも人がいるわ外にも人がいるし、総統室はこんなに厳重なのかな」
そして、先程から感じていた気配に関して触れると流れるように次々と部屋に入る。
ダクトからはゾムが。
扉からはシャオロンとチーノを筆頭にコネシマとシャオロン、ウツが部屋に入る。
「リディ……。本当の名前はAやったんやな」
シャオロンが呟く声に胸に痛みを感じる。
ついに、現実を見なければ行けないときが来てしまったのだ。
「……ごめん、シャオロン。名前も存在もずっと偽ってて」
考えてみれば、ずっと彼には嘘を付き続けていたのだ。結局は自分のことしか考えていない最低な人間なのだ。
「A・グリディアって学園で悪い噂たくさんあったし、わがままな態度を見たこともある。実際に俺も縁のない存在やけど嫌なやつやなって思っとった。
なぁ、お前の本当はどれなんや」
シャオロンの問いかけに、つい目を逸らしてしまう。彼のように正直に生きれればどれだけ救われるだろうか。しかし、神によって拗じられた私の人生はどれが本物でどれが偽物か自分でさえもな分からなかった。
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りと - 一気見させて戴きました…最終話で泣きそうになりましたね…いや、あれはもう泣いてた、うん。番外編の平和が沁みるわァ…色々あったし胸糞展開もあったけど幸せそうで良かった…うぅっ…。お疲れ様でした。素敵な作品に出会えて最っ高の気分です。 (5月5日 3時) (
レス) @page50 id: 3c068a4e58 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 完結おめでとうございます！🎉ば番外編もとても面白かったです︎💕 (2022年11月9日 19時) (レス) @page50 id: 7cadbb1f0e (このIDを非表示/違反報告)
まぐろさん(プロフ) - 唐揚げさん» コメント並びに祝いの言葉ありがとうございます。リクエストも少しお待たせする形となってしまいましたが、ぜひ楽しんでいただけると幸いです。 (2021年3月25日 12時) (レス) id: 1cb24ca7d0 (このIDを非表示/違反報告)
唐揚げ(プロフ) - 完結おめでとうございます。そしてリクエストにお答えいただきありがとうございます。 (2021年3月24日 22時) (レス) id: 6975836a4f (このIDを非表示/違反報告)
まぐろさん(プロフ) - ライアーさん» コメントありがとうございます。完結祝の言葉もありがとうございます。番外編もよろしくおねがいしますm(_ _)m (2021年3月21日 1時) (レス) id: 1cb24ca7d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぐろさん | 作成日時：2021年1月11日 3時
