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「ん、弱いけどなんか反応したな」
戦争はほぼ終わりを迎え相手が降伏するのを待っている中、俺は城に残り通信を繋げたり国内の監視を行っていた。その中、監視室でマナの流れの反応を微弱ながら察知する。
そもそも、この大先生協力の元作られた機械は魔法の発動と魔道具の使用を察知して場所を示すものだ。ただし難点として、大きなマナの流れしか察知できないのだ。なので魔力の消費が大きい魔法、要するにマナと結びつく魔術もしくは、魔力を一度に多く消費する魔道具しか反応しないのだ。
それを微弱ながら国内で反応を示す。それも戦場から離れた路地裏でだ。効果の大きい魔道具の使用許可も連絡が入っておらず特にそれに関与する通信も来ていない。
「トントンに繋げるか」
トントンに通信を繋げると、「トントンがどうした」と忙しそうな声が聞こえた。
「忙しい所すまんなぁ。そっちに大きな魔道具の使用許可もしくは申請でとるか？」
『いやそんな大きい魔道具の使用の許可も申請も来てないで。急にどしたんや』
「こっちで正体不明のマナの流れを察知したんや。場所は城下町城門近くの路地裏。トントンも知らんとなるとますます怪しいな」
『たしかに確認したいとこやけど。そっちに人回せるか？』
「確認したらそこ周辺国内防衛に回っとる兵がおるから少し回すわ」
そう言ってトントンと連絡を終え、反応したポイントへと向かうように指示をする。
『こちら、ポイント地点！我々の軍服を着た男が一人、魔道具らしきものを持った状態で倒れております！流血跡もなく息はまだあります。どのように』
「分かった。意識は起こさないまま地下室に。多分そいつはα国のやつや」
『か、かしこまりました！』
連絡は途絶え、頭をひねる。きっと倒れていたやつは、以前グルッペンが言っていたα国の密偵だ。魔道具が色を失っていなければ、後で調べれば通信の魔法なんかが出てくるのではないかと思う。
「それにしても、何があって倒れてたんや」
謎に思う事が多い中、α国が降伏した事によって戦争は終わりを迎えた。
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りと - 一気見させて戴きました…最終話で泣きそうになりましたね…いや、あれはもう泣いてた、うん。番外編の平和が沁みるわァ…色々あったし胸糞展開もあったけど幸せそうで良かった…うぅっ…。お疲れ様でした。素敵な作品に出会えて最っ高の気分です。 (5月5日 3時) (
レス) @page50 id: 3c068a4e58 (このIDを非表示/違反報告)
なな - 完結おめでとうございます！🎉ば番外編もとても面白かったです︎💕 (2022年11月9日 19時) (レス) @page50 id: 7cadbb1f0e (このIDを非表示/違反報告)
まぐろさん(プロフ) - 唐揚げさん» コメント並びに祝いの言葉ありがとうございます。リクエストも少しお待たせする形となってしまいましたが、ぜひ楽しんでいただけると幸いです。 (2021年3月25日 12時) (レス) id: 1cb24ca7d0 (このIDを非表示/違反報告)
唐揚げ(プロフ) - 完結おめでとうございます。そしてリクエストにお答えいただきありがとうございます。 (2021年3月24日 22時) (レス) id: 6975836a4f (このIDを非表示/違反報告)
まぐろさん(プロフ) - ライアーさん» コメントありがとうございます。完結祝の言葉もありがとうございます。番外編もよろしくおねがいしますm(_ _)m (2021年3月21日 1時) (レス) id: 1cb24ca7d0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まぐろさん | 作成日時：2021年1月11日 3時
