八話 ページ10
治「まずは、俺もすまん
血昇って、いらん事まで言ってしもうた」
治は頭を下げる
治「やけど、お前が絶対帝王でも、信用出来んもんは出来ん
言ったことに偽りはない」
『そう』
北「和解も済んだな、とりあえず弧都雨さん
俺の体操服貸すから、着替えて帰りぃ
部室使ってもろてかまへんから」
『ありがとう、ございます』
北から体操服を受け取り、軽く解釈をしてから
荷物を持って体育館を出てくA
そんな後ろ姿を見て、周りはざわざわと、なり始めた
「おい…絶対帝王ってほんまかいな…… 」
「でももう引退したんやろ…?」
「才能あるやつは違ぇな……」
侑「アカーーーーン!!!!!!」
「「「!?!?!?」」」
周りがざわついているなか、侑はひとり大きな声を出す
侑「トス!打ってもらう約束!取り付けんの忘れとった!!」
北「アカンで」
走りに行こうとする侑の腕をつかみ阻止する北に対し、侑は不満を漏らしている
北「…部活あるからあかん、ちゃんと参加せえ」
侑「北さん……っ!ブレないっすね……!」
結局侑は北に引き摺られ部活に戻される事となった
___部室___
Aside
まさか、1年生でバレると思ってなかった
きっと周りにも知れてしまったし、挽回するのは難しいだろう
バレてしまったものは仕方が無いしどうしようもない
コンコン
『はい?』
「北や、今入ってもええやろか」
『どうぞ』
部活の休憩中だったのだろうか、汗まみれでスポドリを片手に入ってきた
北「侑がどうしてもっていうんでな、連れてきた」
『…?
はぁ』
ほら、入んな、と声を掛けられ入ってきたのはガチガチに緊張した宮侑だった
侑「あ、あ、あ、あの!!
こ、今度!
俺のトス打ってください!!!」
『……考えとくわ』
侑「っっっっっしゃァ!!!!!」
大きくガッツボーズをとる侑の横で真顔の北
北は済んだなら戻るで、と侑を引っ張っていく
『あと!!
同じ学年だから、別に敬語無しでいい!』
侑「おおきに!
ほなまたな!!」
まるで少年のような笑顔で手を振っている彼を見て、またバレーをやりたいという気持ちになった
____________
お気に入り登録、高評価
ありがとうございます
展開早すぎじゃない…?とも思ったのですが、とりあえず進めて行く事に……w
この人との絡み欲しい!などご意見ございましたらコメントよろしくお願い致します!
117人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「ハイキュー」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
真柴白 - 更新期待してま頑張って下さい(*'‐'*)♪!! (2021年1月27日 4時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
月下恋樺(プロフ) - MA.Sさん» コメントありがとうございます!ホントだ……オリキャラ入れた時にごっちゃなっちゃったと思われるかと…、全員一度訂正致しますね!ご愛読ありがとうございます! (2020年7月19日 5時) (レス) id: 05ae760f2c (このIDを非表示/違反報告)
MA.S - いつも楽しく拝見させていただいております。設定にあります、イナリ崎二年のクラスなのですが、アツムとギンジマくんが二組でスナとオサムが一組ではないでしょうか…?こちらの勘違いしますでしたら、申し訳ございません。今後とも作品を楽しみにしております! (2020年7月19日 1時) (レス) id: 63fe28e87a (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:月下恋樺 | 作成日時:2020年7月16日 0時