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七話 ページ9

メガネ越しに、宮侑と目が合った
視界は前髪に遮られてなく、クリアな状態

ということは、顔を見られたということ


侑「ら、ら、ら、……え?」

角名「侑生きてる??アッ、これだめだ」


角名は侑の隣にしゃがみ、侑を揺らしてみたが反応は無し

人の顔を見てその反応は少し傷つく


『何か言いたいことあるなら聞くけど…』

侑「え?本人?待って俺本人確認出来てないんや、まってや頭が戻ってこうへん、北さんの正論パンチが恋しい」

『ねぇ、誰かこの人何とかして』

角名「(北さんの正論パンチが恋しいとかこいつやべぇ)」


頭はあるよ、と言えばそうっすね!!!と頭を抱える


北「俺がどないした」

侑「北さん!!!!

俺に正論ぶちかましてください!!」

北「何言うてんの?
それより、治ちょっとええか」

治「ウイッス」


治はスタスタと歩いていく北さんの後ろをついていく
黙って見ていた、が視界いっぱいに金髪が広がる


侑「あの!!!

ラディア・シリッツァさん!ですよね!!!??」

『あ、はい』


反射とは怖いものだ。

つい癖で答えてしまった


侑「本人やった!!!!!!

あの!お願いがあるんです!」


侑はAに向かって頭を下げる


侑「俺!最後の試合見てました!!

あの時、どんな雑になったトスでも何も言わずに打って!

あなたの為にトスを上げたいと思ったんです!!

絶対帝王なんて、独裁的なプレーしかしないと思ってた、でも違った

誰よりも勝ちたくて!!負けたくないから!
最善を尽くしてた!あんたは…!

本当に尊敬できたんや!!









.









俺もそんなバレーがしたいんや!!!!」


大声でそう叫ぶ侑
周りが侑に目をやるなか、Aは目を見開いて驚いて固まっていた



_______
『例え!どんな下手くそでも!!上手くなってみせます!

私は、皆より劣っているかもしれませんが、それでも!バレーというスポーツに惹かれたんです!!

あなたのような!どれだけ辛い局面になっても!信頼して、ボールを渡せる様な存在になりたい!!

どんなボールも決めれるような…!









,









そんなバレーをしたいです!!!』


_______

『……きっとなれるわ、貴方も

いつか必ず』


Aからのエール

侑は「うえぇぇぇ……!?」と半泣きで銀島に抱きついた
それを見た角名は片手にカメラを構えて、その光景を写真にとっていた

そんな中




治「なぁ、少しええか」


治が戻ってきた

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真柴白 - 更新期待してま頑張って下さい(*'‐'*)♪!! (2021年1月27日 4時) (レス) id: b8cb4c9ad0 (このIDを非表示/違反報告)
月下恋樺(プロフ) - MA.Sさん» コメントありがとうございます!ホントだ……オリキャラ入れた時にごっちゃなっちゃったと思われるかと…、全員一度訂正致しますね!ご愛読ありがとうございます! (2020年7月19日 5時) (レス) id: 05ae760f2c (このIDを非表示/違反報告)
MA.S - いつも楽しく拝見させていただいております。設定にあります、イナリ崎二年のクラスなのですが、アツムとギンジマくんが二組でスナとオサムが一組ではないでしょうか…?こちらの勘違いしますでしたら、申し訳ございません。今後とも作品を楽しみにしております! (2020年7月19日 1時) (レス) id: 63fe28e87a (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:月下恋樺 | 作成日時:2020年7月16日 0時

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