検索窓
今日:11 hit、昨日:5 hit、合計:9,846 hit

赤城仁花 48 ページ32

千佳「遊真君!そろそろ合同訓練・・」

修「じゃあ僕達行くな、仁花。」

三雲隊(修以外)は合同訓練がある為、医務室を出始めた。私は手を振り見送った。
風がふいている、そよ風?と言う奴だろうか。

赤城「・・私もう、一人じゃないんだね・・」

一人じゃなくなった、それは嬉しい事だけど。

赤城「皆の事、守らなきゃ・・!!」

皆が好きだと言う気持ちが更に高まった。そして、ベッドに寝転がった。

『良かったね。』

ハッとする。声がした。未だに誰だか分からないけど凄く聞くと安心する声が。

赤城「見てたの?」

私は窓ガラスに背中を預けてるぬいぐるみさんに寝ながら話す。

『言ったじゃん、ずっとそばに居るって』

赤城「・・・うん。」

・・・・私はこの人を知っている。だけど、思い出せない。私はぬいぐるみさんを撫でる。


赤城「・・貴方は一体何者なの・・?」


私は遂に確信を持った質問をした。

赤城「・・きっと会った事があると思うの・・
前にも私に似た事を言ってくれた人が・・・」

『「大丈夫だよ、ヒトカの前から居なくなったりしないからずっとーーー君のそばに居るから悲しまないで?」』

赤城「!!」

黒いぬいぐるみさんは言う。

赤城「やっぱり・・・貴方は・・もしかして・・・!!」

私は涙腺がまた緩んだ。きっと当たり前だろう
だって、だって・・・・


『ずっとそばに居るよ、これからも』


今までずっと私の事見てきてくれた・・・・


赤城「待って・・・!______」




貴方だったから。


黒いぬいぐるみさんは消えて行った。


また話せるよね、またこうして会えるよね、


そばに居るからすぐに会えるよ、きっと。





信じてるよ。

本田凛39→←小鳥ゆの9



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 10.0/10 (5 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
1人がお気に入り
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:湯のみと参加して下さっている隊員各員 x他4人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuga kanoshi/  
作成日時:2015年3月11日 21時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。