本田凛46 ページ17
凛:疲れた…。
出水:おつかれ。で、どうだっt((prrrrr……
私の携帯が鳴る。
凛:どうした。米屋。
米屋『あ!良かった…小鳥が大変なんだ…!』
△▽△三輪隊
凛:…話は聞いた。要は、ゆのを救えばいいんだな。
三輪:…できるか?
凛:確証はない。が、気持ちはわかるから。最善を尽くす。三輪、付いて来い。
踵を返すと制服のスカートとフードが同じように揺れる。
三輪:…!?
出水:…俺じゃないのかよ…
▽△▽△▽△
三輪:…ここが小鳥の部屋だ、多分いる。
凛:へぇ。あ、三輪は待ってろ。
少し緊張するかも…
ノックしたら拒否されるから…
凛:入るぞ。
乱暴にドアを開ける。
凛:話は三輪隊から聞いた。…何というか、大変なんだな。私に比べても、良い暮らししているようだし。
ゆの:…っ!!なんでそんなの言い切れるのよ!!!
凛:お前、自分の本当の親の顔を知らないで生活して、本当の親だと思い込んで、其奴に殺 されそうになるより、本当の親に病気の心配までされて、今を生きているんだ。良いじゃないか。
ゆの:そんなの…!作り話じゃ(凛:これを見ても、そう言えるか。
頬に貼ってあるガーゼを留めているテープをめくる。
凛:これは、里親が私を包丁で刺そうとしたときのだ。間一髪。多分、一生消えない
ゆの:煩い!それとこれとは話が…
立ち上がるゆのを当真サンと同じように拳銃を当てつける
凛:…現実逃避か…。まったく、私の話を信じていないようだな。
ゆの:私は、一人の命を犠牲に生きてるの…!
凛:…たった一人じゃないか。
ゆの:…!たったって…!!
凛:…じゃあ、死ぬか?
ゆの:…!
凛:私は此の場でお前を撃つことが出来る。
腰が抜けたゆのはその場に座り込む。
凛:…今、私が本当に撃つと思っただろう。
よく思われた。
挙げ句には殺 人鬼なんて言われた。
凛:…まあ、私は、お前の全部は知らない。けど、これは言ってやれる。…私も人の命を犠牲にした。から、うーん、頑張ろう
ゆの:…ムカつく…凛ちゃんになんかわからないじゃない!
思いっ切り襟を掴まれる
凛:…何故其処まで怒る。怒っても何も出ないだろう。
ゆの:…!
凛:仮に、命が少ないなら、それまで楽しめばいいと思うけど。手伝うから。
手をゆっくり払いのけ、部屋を去る。
凛:…三輪
三輪:…なんだ。
凛:…後は、頑張れ。
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夜桜カナミ(プロフ) - nagisa@元雨雲悠真さん» ドンマイっす (2015年4月15日 17時) (レス) id: d06226f3b1 (このIDを非表示/違反報告)
凛(プロフ) - nagisa@元雨雲悠真さん» やりなおすしかないっす (2015年4月12日 22時) (レス) id: 33a31adbca (このIDを非表示/違反報告)
nagisa@元雨雲悠真 - データが飛びました\(^o^)/ (2015年4月12日 22時) (レス) id: ceb68977a1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:皆が大暴走しています(仮)作者様方々 x他2人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/kuga kanoshi/
作成日時:2015年3月28日 21時