【ワートリ】皆が大暴走してます（仮）part4 (ページ11)

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本田凛45 ページ11

当真side

当真：そういえばお前って自分の話をしないよな。

凛：…はぁ？何、キモっ。

お互い訓練室に入る。

凛：どうする。10本？ランク戦？それとも、普通に点数も奪い合いするか。

当真：いやいや、普通にでしょ。ってか、話そらした？

凛：んー…うん。逸らした。かも。でも、もう始まってるよ。

という声と同時に背後に回られている

当真：！？え、いつの間に…！？

振り向いた瞬間撃たれた。

彼奴…普通じゃねぇだろ………！！！

そのまま5-4で本田が勝っている。

ホントに人間…？＊人間です＊

▽△10戦目▽△

なかなか見つからない。

後ろも来ない…

……ｶﾞﾀｯ

思わず立ち上がり、後ろに向ける。

当真：なんだ…気のせいか……。

前を向いた瞬間だった。

目の前に本田凛がいて、眉間の所にガンナー用の……？少し小さい…？

凛：…鬼怒田さんが特別に作ってくれた。今日は試運転の日なんだ。

隙を突いて撃とうとすると、

ｶﾞｯｼｬﾝ！！

足で銃口を蹴って蹴飛ばした。

当真：…負けた…。……もう一度聞くけど、何処で身体能力つけた…？

凛：…うーん、あ、私の里親(・・)がサイコパスと、今ってもかなり昔だけど、連続殺人事件の犯人だったから、時々一緒に遊んでた時？

当真：…はあ！？なんだそれ！？こ((ﾊﾟｧﾝｯ！！

△▽△▽△▽△

怖すぎだろ…！！

凛：お疲れ様。…で、私の話聞いてどうだった？

当真：…出水はその事知ってるのか？

凛：いや、知らない。知られたら、離れていきそうだから。

当真：…その話が本当なら、お前も…その、予備軍なんじゃ？

目の前で立ちながら林檎ジュースを飲んでいた本田が目を見開く

凛：…あー、いや、それはないな。

当真：なんでそう言い切れるんだ？

凛：だって私は今、大切な人が…((出水：りーんー！

あ、セコム。

出水が本田の事を後ろから肩に腕をのせ、顎を頭にのせる感じでのし掛かる。

凛：すまない。時間がかかってしまって。

出水：ふーん…。あ、いくら当真さんでも、凛は渡さないですからねっ…！

凛：…という訳だ。じゃあな。行くぞ、出水。

出水：おう！…あ、そうだ、今から電器屋行かね？ちょうど電池がきれて…

凛：ああ、行こうか。私も欲しいソフトがあるんだ。

うわ…。さり気なく出水が手、繋いでるよ…

つくづく似合いだよ……。

本田にとって大切な人がいる限りは大丈夫そうだな。