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心から自分の得意科目に感謝しながら手順を思い出しながら複数人の人と電車に乗る。
キャビネットは他人と乗るなんてこのはないから新鮮だ。
電車に乗ると各方位から視線を感じた為、帽子をサッと取る。
誰かが息を飲む声が聞こえたが気にしない。
だが、私が今電車に乗るためにやったやり方というのは2015年ぐらいから開通している電車のやり方で、それがきちんと本当のやり方であっているということは、ここは本当に2019年なのだろうか。
そう考えると心が混乱して頭もパニックになってきた。
そうだ、こういう時は深呼吸とおねえちゃんが言っていた。
私はゆっくりと息を吸い、そして吐いた。
すー、はー。すー、はー。
しばらくやると心がだいふリラックスしてきた。
しばらく走って車内も空いてきたので適当に椅子に座る。
あちゃあ、スカートの部分、結構汚れてるなぁ……。
いつか洗濯したいな。
といっても今持ってる服はこれしかないし……。
だめだ、これ以上考えると眩暈がしてくる。
[次は〜、八王子駅〜。八王子駅〜]
その言葉にはっと顔を上げる。
咄嗟に携帯を取り出すと、今は一時ということがわかった。
あれから二時間たったのか。
私はついつい寝てしまったようだ。
私はゆっくりと乱れた服を整えて立ち上がる。
きちんと帽子もかぶって電車から降りた。
ーーーーー
ーーー
ー
嘘だ、と叫びたかった。
何かの夢だ、と必死に押さえつけた。
だけど。
『国立魔法大学付属第一高校』は、存在しなかった。
一高の住所を探って行ってみても、そこにあるのはただの住宅街。
今度こそ、徹底的に打ちのめされた気がした。
それじゃぁ、茜は……?
そう脳か思考にたどり着いた途端に走り出す。
茜の家は一高の近く。
確かこの裏道を通ればっ……!
そこにあったのは、ただの公園。
「嘘…………でしょ?」
そこからはよく覚えていない。
かろうじて覚えているのは図書館に行って1999年の魔法が初めて科学的に観測された時の新聞記事や電子記事を漁ったということぐらいだ。
勿論、そこには魔法なんてこたは書いてなかった。
魔法技能士、魔法師、第三次世界大戦などをパソコン室で検索にかけても全部だめ。
全て、それは存在しないものだったのだ。
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颯貴 - わかんなかったらもっかい聞いてちょ (2020年12月16日 20時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴 - すると、ruby:なんとか〜とか出てくるはず。それでおーけー。編集画面には表示されないけど、保存して読者として作品を見るとルビが振られてるよん。 (2020年12月16日 20時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴 - テキストってとこに、ルビ(読み仮名)を振りたい漢字を入れて、その下だったかな?もう一つの欄にルビを書き込む。すると下にプチ再現が出るから、おkだったら決定なり挿入なりをたっぷ、 (2020年12月16日 19時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴 - まず、編集画面行くじゃん?そこでさ、本編のすぐ上にいろんなアイコンが横にズラーッて並んでない?地球儀とか工具とか。その工具をたっち。そんで、下にスクロールしたら『ルビ振り』ってあるはずなの。 (2020年12月16日 19時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)
颯貴 - あぁ、それは教えたるわ。次のコメントで長々解説すんね。 (2020年12月16日 19時) (レス) id: b9ddb7cad4 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:颯貴 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/MizuhasiSatuki/
作成日時:2020年11月29日 13時