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最近のは玲ちゃんは変だ。

いや、頭がってことでもなくて。

僕が今朝、玲ちゃんの体にたくさんあった傷跡を問えば、明らかな嘘をついた。
何か隠していると僕は思う。
辛い事があったら頼ってほしい。
昔からの幼馴染だから。

そんなこと言ったって彼女は振り向いてはくれない。

他にも、生徒会長の楽雷ってやつといることが多くなった。
いつも他の人なんか興味のない玲ちゃんが、だ。
いつか僕から離れてしまうと思うと寂しい。とても。

昼休みに屋上に行けば、その二人が一緒にいて。
とっさにドアに体を寄せて隠れていた。
何してんだろ、僕。

玲ちゃんがあいつに名前を言われて、照れていた時心がモヤモヤして苦しかった。
この正体はもう、何年か前に気づいてた。
僕の方がもっと前から___。


いや、やめておこう。

僕はぎゅっと制服を握りしめた。

お勉強 1→←3



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作品ジャンル:恋愛, オリジナル作品
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作者名:悲哀 | 作成日時:2018年7月26日 16時

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