【文スト】起きた瞬間キノコ踏んずけ、波乱展開の家族になった事について議論しよう。

思考の危機 ページ27

夜。ポートマフィア

私は首領室に居た。
特に理由はない。


森「それより、生きているなんて驚いたよ」

森さんはそう話した。やはりあの映像は強い。
だって、声が、マジだったからだ。

『あんなもの。撮った覚えもないんですけどね』
森「本当に何も覚えてないのかい？」
『はい』

私はそう言った。
そしてプラスして言った。


『本当に。この4年間何も覚えてない』
森「…………そうかい。」


森さんはそう言って認めてくれた。
私はハァ…と大きなため息をついた。



未来の事を考えると気が重い。
何処がどう変わったのか、何もかも分からない。

(そう言えば前世は変な事考えていたなぁ。

もしかしたら敦君がギルドの仲間だったりして…とかね。

ギルドが嫌になって記憶消し屋に頼んで代わりに孤児の記憶を入れてもらったーとか笑)



変なことを考えている途中、森さんは思い出したように話を持ってきた。


森「そう言えばAは知らないかい？」
『何がですか？……ん？下呼び？』


森さんはスルーして話を続けた。
その言葉に私は飲んだお茶を吹き出しそうになった。



森「死んだ人を生き返らす能力」
『ﾌﾞﾌﾞｯ…………ｹﾞﾎｯｹﾞﾎｯ……はぁ！？』


私は森さんを見た。

(それって…私！？織田とジイド生き返らせた事もう知られてるの！？)

森さんは私の反応にニヤリと笑った。
そして悪魔の声が聞こえた。


森「知っているのかい？」
『言いません』
森「へー…私に口答えかい？」


森さんはそう言って私を見てきた。
そして森さんは隣に来て私を倒してきた。

『うわぁ！？』

ソファに倒れ、フワッとしたのが私を包んだ。
森さんは私の上に乗ってニコッと笑っていた。


森「言わなきゃ、襲っちゃうよ？」
『思考が危険すぎるっ……それでも言いません。言ったら嫌な気がするので』


森さんは何も言わず私のお腹に手を置いた。
そして服の中に入り、素肌に触れた。


『……』ﾋﾞｸｯ
別に触れただけでびっくりしただけだ。




森「良いのかい？私は本気なのだよ？どちらとも」
『………じゃぁ聞きます。もしその能力者の事を言ったらどうしますか？そして何故それを聞くんですか？』


私がそう言うと森さんは少し考えた。

森「その人に100億円の賞金がかかっている」
(人虎でも70億円)

『依頼主は？』
森「ギルドだよ」

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