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悪質な企み ページ8

_____


僅か1、2分後。

マネージャー2人が食堂に駆け込んで来たことで、ザワザワしていた空間が一気に静まった。

紫音もカウンターの端から目元までを覗かせて、何やら緊急らしい話の内容に耳をそばだてた。

走って来たのだろう。サーモンピンクのロングヘアの女子が、肩で息をしながら声を絞り出す。


「円堂さんが___」









「えーっ!キャプテンが警察に捕まった!?」


なんと、薄い桃色の髪の神門というマネージャーがキャプテンの円堂と買い出しに行き、暴力沙汰に巻き込まれたらしい。

最も中心で驚愕しているのは、今朝危うく紫音の存在を見つけられそうになった稲森。


「違う!円堂さんは何もしてない。私を守ろうとしたら、不良達が勝手に突き飛ばされたような演技をしたの!」


神門の言うことが正しければ、どうやらキャプテンは冤罪のようだ。


「また誰かさんの差し金じゃねえのかよ!」


今度はグレーのゆるふわロングの少年が大声をあげる。

彼の目線の先には、キャプテンの逮捕にも一切動揺せずパソコンを弄るサファイアブルーの髪の少年。

キャプテン逮捕がどれ程重大な事件か理解していない紫音は、このチームは髪色がカラフルだなぁ__なんて場違いなことを率直に思った。

いやいや、ふざけている場合ではなさそうだ。

真面目に考えるとすれば、灰色の少年は青髪の少年が仕組んだのではないかと疑っている__と云うわけだ。


「いや、組織的な策略かもしれない。」

「一体この大会はどうなってやがるんだ!」


未だ冷静なのはさっき吹雪と話していたポニーテールの少年。

イラついているのはこれまた灰色の髪に白いメッシュの混じる、見た目不良な少年。


「精神的なチームの要である円堂を潰して、日本を負けさせようという魂胆だろうな。」


今のサッカー大会にはそんな悪質なことを企む奴がいるのか、と紫音は怪訝そうに眉を顰めた。

そこへ、昨日はお世話になった監督がやって来た。


「仕方ありませんね。次の試合は円堂君ナシで行くしかなさそうです。」

自由奔放→←チョコマニア



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ツナ(プロフ) - 怪盗あーるさん» わぁ、ありがとうございます!最近リアルでやらなきゃいけない事が溜まってるんですけど、更新途絶えないよう頑張ります(笑) (4月27日 0時) (レス) id: 04f33d8056 (このIDを非表示/違反報告)
怪盗あーる - いつも更新を楽しみにしています。これからも応援しています! (4月26日 21時) (レス) id: 6e9264e8f1 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ツナ | 作成日時:2020年4月7日 18時

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