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#55ページ。 ページ9
『何もしてない。』
恐怖を覚えている癖に、私の口はいつものように少し冷たく言い放つ。
「はぁ?貴方が先生に何かしたから嫌々したがってるんでしょ?」
そんなこともわからないの?語る威圧的な目が20個、私を射る。
『本当に何もしてない。というか、何かって何よ?』
反論するのは久々な気がする。
だけど私の反論などへでもないかのように平然としている。
「何か、なんて私達がしたわけじゃないから分かるわけないじゃない。だから聞いてるのよ?」
それでも吐かないと言うなら、と前置きすると、それが合図かのように2人の生徒に羽交い締めにされた。
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