元ゼロ所属の救済人【警察学校組】【名探偵コナン】

２５：職業バレ ページ27

「......広くねぇか」



マンションのわたしの部屋まで案内すれば、中に入った途端そう陣平が溢す


『そう？んまあ一人暮らしとはいえ結構な確率で唯がいるからね、実質二人で住んでるようなものよ』



一軒家でも良かったんだけど引っ越しにくいしあれかな、ってマンションにしたんだよな


結構な頻度で景光が来て泊まってくからあんまり寂しく感じない



「唯...？随分と可愛らしい名前だけどよ、男じゃねえよな」
『あ』


ボロを出してしまった


ただでさえゼロナナだからあんまり人と接触していないのに交友関係調べられたらやばいかも

あ、でもバラすからいいのか



「どういうことか、説明してくれんだろ」
『全員集まったら説明させていただく所存デス』



圧に縮こまりながら返事しました、怖い




痛い視線から必死で目を逸らしていると、チャイムが鳴る


ナイスタイミング、と思いつつ玄関の扉を開いた

「やっほーAちゃん！陣平ちゃんもういる？」
『いるよ』
「ハギ、俺はここだぜ」
「おー！」
「何か久しぶりだな」
『あはは、仕事の関係で常に会えるのは零だけだからね』



それに今日の昼くらいまで友達と日本一周してたし、と言えば驚かれる



「日本一周！？マジで！？いいな、俺も行きたかったなあ〜」
「っていうかA、零(ゼロ)と会ってやがったっつーことはお前もやっぱり公安なのかよ」



.........零バレてんの！？

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