元ゼロ所属の救済人【警察学校組】【名探偵コナン】

１５：一触即発？ ページ17

『...ん、あれ？君見たことある気がするな』


これ以上は怖かったので話を空気になりかけていたあの彼に振る



「...え、ボク...？」
『うん。確か半年くらい前に』




そう言った途端、彼の顔が強ばった

あ、やらかしたなと思っていると唯が空気を読まずに突っ込む



「え、ギリじゃん」
『決めたのそんとき』


いつ出発したか覚えてるのかと思いつつ答えた

「あぁ......出たAの急な思い付き」


......馬鹿にされてんのわたし？？




『ひどぉい、ジン呼んでやる』
「俺死ぬじゃん...」
『じゃんじゃん』
「ヤメテ」



すっかり慣れてしまった感覚そのままで喋っていたから、失言をしていたことに気が付かなかった




「っジン...？」



目を見開いて恐怖と動揺を目に浮かべているコナンと不信そうに唯を見つめる零に。





「『あ』」


顔を見合わせて深く溜め息をつく



こんなんじゃ先が思いやられる、いっそのこと疑われにいってやろうか




『...飲も』
「賛成、あいつらも呼ぼう」



さすが景光、察してくれた

わざと名前を言わずに濁せば......




「ちょっと待って！」





かかった



「ゴミが付いてたよ！」
『...ありがと坊や』




さぁて、盗聴器でどこまでやれるかな

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