怪異ではなく妖怪ですRe:make 第伍章【地縛少年花子くん】

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寧々「ん...？」


『！寧々ちゃん起きた！』


身体を起こす寧々ちゃんが「戻ってきたんだ...」と小さく呟く


光「あ、八尋先輩おはようございます！
大丈夫っすか！？ケガないっすか！？」


寧々「光くんにミツバくん！大丈夫！
それよりどうやってここに？」


あ、私それ聞くの忘れてた


ミツバ「それは話せば長くなるんだけどぉ

まずはあちらをご覧くださーい」


ん？

後ろを振り向くといつのまにかまたシジマさんが拘束されていた


寧々「わーーーっシジマさんーー！！？」


『ちょっとダメって私言ったでしょ！？』


なんでまた拘束した！！？


シジマ「戻ったら拘束されてAさんが目を離した隙にまた拘束されて...乱暴な人達は嫌いですぅ」


ご、ごめんね！？すぐ開放するから！！


シジマさんの拘束を解いていく

全く光くん達ったら...


シジマ「...ありがとうございますAさん」


『いやいや別にお礼を言われるほどのことしてないよ』


シジマさんはふふ、と笑って私から寧々ちゃんの方へ視線を移す


シジマ「それで？これからどうするんですかぁ？

もうすぐ死んじゃうヤシロさんと呪いが再発するかもしれないAさん」


おう、直球やね...


寧々「私どうすればいいのかメイちゃんみたいにはまだ決められないけど...

花子くんに会いに行く
花子くんに言いたいことが出来たから！」


『私も花子くんとキューさんに会いに行く。
花子くんとキューさんに言いたいことあるしそれに１回殴らないと気が済まない...！』


寧々「その意気よA！！

ついでに私の分も殴ってちょうだい！」


『任せて寧々ちゃん！！』


絶対腹パンしてやるんだから！！

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