妖怪は石の世界に行く第3章【Dr.STONE】 (ページ26)

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氷月「...本当にちゃんとしてますね、科学王国の君たちは

この戦闘そのものが陽動なことに気づいていればもっとちゃんとしていましたが」

パチパチ、と火花が散る音が聞こえる

後ろを振り向くと村全体が燃えていた

『やっべーー！！火事だ！！！

...なんて言うと思いましたか』

氷月「？」

『1人でも気付けりゃ村人達の避難は出来る

気付いてましたよ、最初から

気付いてた上でそれに乗ってあげました』

居住区の村人全員避難させた

敵がもう1人いるかもしれないから逃げて、と戦闘前に科学倉庫に全員ぶち込みました☆←

コハク「流石Aだな...！！」

『ふふ、ありがとう！！

ここは頼むよ！！』

コハク「Aっ！？」

人質1人でも捕らえられたら万々歳

特に私なんかは人質としてもってこいじゃないか

案の定奴らは追ってきた

『死の鬼ごっこ、ここに来て2回目だよ〜！！
やめてほしいね！！！

あ、ガスマスク持ってくんの忘れたやべぇ』←

今から取りに帰るなんてこと無理だし...

息止めるしかねぇなぁ...(遠い目)

走って走って走りまくって数分

きた、硫酸の泉！！！

木の上の蛇が落ちる

や、もう死確定じゃん

そんなことはどうでもいい、木の上に...！

「コハク！！Aにガスマスク！！」

いきなりガスマスクをつけられ木にぶら下がる

『千空くん、コハクちゃん...！よかった、ガスマスクなけりゃ私が死ぬとこだった』

コハク「無茶するなと言っただろう！？なんでAはこうやって...」

千空「作戦があるならちゃんと俺達に言え！！」

『すんませんでした』

2人とも怖ぇよ...