転生先はデビルハンター 【チェンソーマン】

ろく ページ7

幼女の身体になってから年が経ち私は小学五年生になった

朝は7時くらいに起きてパンにジャムを塗って食べ、洋服に着替えてランドセルを背負って家を出て行くのが習慣だ



「Aちゃんおはよー！」


『おはよー！ねぇねぇあの番組見た？俳優さんがめっちゃイケメンでさー！』


「あ、見た見たー！あの俳優さんでしょー！」



友達に挨拶をして、授業を受けて給食を食べてまた授業をして

それの繰り返し


いつも通りの毎日でいつも通り家に帰ろうとした



だが



『(なんだか今日は寄り道をしたい気分)』



そう、いつも通りだとつまらないのだ

普通ってとってもいいこと。だけどやっぱり



『スリルがほしいよね！！』



実はわたし、賭け事とか好きなんです。
スリルを味わうことが好きなんだ

社畜時代、1日何も食べなかった時があってその時

「これずっと食べなかったらどうなるんだろ...スリル味わえるんじゃね」

と2週間くらい絶食したらぶっ倒れたことがあるんだよね！！


うーんばか！！！！


学校からは「悪魔が出るからすぐ帰るんだよ」と言われているけど正直わたしは未だに悪魔のことを信じていない


多分世界共通になってるんだ

犯人を悪魔って呼んでるの。で、警察をデビルハンターって呼んでるんだ


だって実際に悪魔を見た訳でもないし


わたし自分で見たもの以外信じないんだよねぇ...


悪い子なのでわたしは家には帰らず公園に寄り道をした


その時だった



「くぅ〜ん...」



と、か弱い犬の鳴き声

野良犬？それとも捨て犬かな。なんて鳴き声がした方に向かうとそこには犬...なのかはわからないがチェンソーの刃が眉間から出ている何かがいた


あれこの子見たことあるぞ



「くぅ〜ん...」


「は、はらへった...」


『うわぁっ！？だ、だいじょーぶ！？』



犬(？)の前には倒れている子供

私よりも年下だろう。いやまぁ子供全員年下だけど


金髪が特徴的な男の子



『(腹減ったって言ったよね...)』



わたしは今お金を持っている

今日は寄り道をして帰るんだ！と意気込んだからね


確か近くにコンビニがあったはず。


よし、そこでおにぎりとか買ってこよう！


そう決めたわたしはランドセルからお金をとってランドセルを置いてコンビニへダッシュした

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