転生先はデビルハンター 【チェンソーマン】

さんじゅうきゅう ページ40

1週間後



『神々廻復活！』



蓄積されていた疲労がこの1週間ぐっすり休んだ

岸辺さんが学校やマキマさんに連絡してくれたらしくマキマさんが1週間わたしを看病してくれた

ものすごくありがたいが迷惑じゃなかっただろうか



マキマ「びっくりしたよ。私は最近東京にいなかったからAちゃんの成長スピードが速いだなんて。しかも痛覚がない分、疲労が蓄積されちゃうなんて」



マキマさんはこちらを見て「なんで私に連絡してくれなかったの？」とわたしに問う。

え、えぇ？なんでって言われましても...



『マキマさん、忙しそうだし別に大したことじゃないかなと思ったんで...』


マキマ「Aちゃんにとっては大したことないのかもしれないけど私にとっては一大事だよ。今度からはちゃんと私に連絡してね」



感情のない瞳に見つめられてわたしは「はい」としか言えなかった

マキマさんは「いい子」と言ってわたしの頭を撫でた



マキマ「Aちゃん、携帯持ってないんだっけ」


『あ、はい。まだ中学生なんで必要ないってお母さんが』


マキマ「そっか。じゃあ携帯買おうか。どこでも私に連絡できるように。岸辺さんに買ってもらおう」



あ、岸辺さんに！？

てっきりマキマさんが買ってくれんのかと...


この後日、岸辺さんから白の携帯を渡されて本当に買ってくれたんだ...と少し胸がキュンとなったのは私だけの秘密

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