転生先はデビルハンター 【チェンソーマン】

じゅういち ページ12

数ヶ月後



『デンジくーん！ポチター！』


デンジ「！A！」


ポチタ「わんわんっ！」



学校帰り、わたしは寄り道をするのが習慣になっていた

お金も自分のお小遣いから出してデンジくんやポチタにパンと牛乳をあげている



デンジ「今日はなんだ？」


『クロワッサン！』


デンジ「くろわっさん？んだそれ？」



あ、クロワッサン知らないかー

美味しいよ！わたしもすき！と伝えるとデンジくんは

「Aが好きならおれも好き！」

とクロワッサンを食べてくれた


ポチタにも少し分けてあげると嬉しそうに「わふっ！わふっ！」と吠えた

いつも通りポチタは可愛い



『そういえばデンジくんって何歳なの？
わたしは今小学五年生だから11歳！』


デンジ「んー全然数えてねぇけど多分9歳じゃね？」


『2歳差か』



9歳でこんな不遇な...デンジくんの父親最低すぎるからわたしが説教したいわ



『そろそろ冬休みかぁ。あ、休みになったら毎日ここに来れるよ！』


デンジ「ほんとか！？」


『冬になると寒いしスープとか持ってきてあげる！』



カップ味噌汁とか持ってきたら喜んでくれるかな

ポチタにはホットミルクだな



『...それとマフラーとかもお兄ちゃんのお古から持ってきてあげるね。寒いでしょ？』


デンジ「まぁもう慣れたけどありがとな！」



慣れちゃいけねぇもん慣れてるよデンジくん...幸せになってほしい...私が養ってあげるからね...

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