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ザックside
俺の隣で立って笑っていたAが
何故か血を流して倒れている
レイ「A...？ねぇ、A、起きて...
A！！」
『なんだよ...これ...A...』
Aの身体を抱えると服にじわりと真っ赤な血が滲んだ
『A！！！』
「あは、あははははははははははははは」
あの狂った笑い声が階段から聞こえた
這いつくばって出てきたのは
ダニー「あぁもうひどいなぁ！むちゃくちゃだよ！！」
ダニーだった
ダニー「このビルを爆破させたのは僕！そのうち上も大火事だ！」
『テメェッ！！』
鎌を取ろうとするけど、鎌が壊れたことを思い出した
クソっこんな時にっ...！！
ダニー「あはは！！丸腰のくせして血気盛んだね！
残念だねぇ！君達の約束は叶わないんだよ！？」
A「...ザック...レイ...」
Aが俺達2人の名前を呼んだ
その口元には血が流れている
A「ごめん、ね...」
レイ「A、しっかりして...！！やだよA...！！」
A「2人と、暮らすって約束、したのにね
死ぬまでそばにいるって...約束、したのに...
ごめんね...」
『ふざけんな！！俺は嘘が嫌いだって言っただろうが！待て！！ここで死なすかよ...！！』
弾丸が俺の肩を撃ち抜いた
レイ「ザック！！」
Aが俺の腕から離れてく
ダニー「逃がさない助けさせないなぁんにもさせなぁい...！！
そしてザック！お前にはレイチェルとAは殺させなぁい！！」
「ねぇ3人とも！夢が消え去った気分はどうたい！？
僕に教えてくれないかい！？それから
みんなで心中でもしようか！？」
狂った笑い声が響く
レイ「やだ、やだよ2人とも...！」
A「あぁ、レイ...無事なんだね...よかった...」
よくねぇ、よくねぇよA
お前とレイ、2人が無事じゃねぇと俺は...！
A「ザック...ご、めん、ね」
『っ、俺を！嘘つきにすんじゃねぇ！！！
俺はお前を死なせる訳にはいかねぇんだよ！！！』
お前を守るって言ったのは俺だ
お前がここで死んだら、俺は大嫌いな嘘つきになっちまう
お前に死んで欲しくねぇんだよA...！！
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シュロ - 面白かったし、マジで名作この小説書いた(？)作者さんマジで神だと思う。 (2022年11月21日 4時) (
レス) @page47 id: 29ffd2c6ba (このIDを非表示/違反報告)
くまなのだ。 - こんな名作が知らない人は可哀想な程に神。 (2022年8月30日 22時) (レス) @page47 id: 49205e8440 (このIDを非表示/違反報告)
ゆうな - 作者さんなんで！なんで僕のすきな曲知ってるんですか！？物語も神です、ありがとうございました！星1番右、押しときまーす (2022年7月30日 21時) (レス) @page47 id: e740e61b6c (このIDを非表示/違反報告)
七巳流 - う、泣ける、泣ける。やばい作品に出会ってしまったぁ。ありがとう。 (2022年6月25日 18時) (レス) @page47 id: 9dbecd43e8 (このIDを非表示/違反報告)
如月蛍(プロフ) - 名前リアにして読んでたら師匠の名前が！！！！リアム！！！ (2022年5月30日 17時) (レス) @page47 id: a1933fa7ff (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白亜
| 作成日時：2022年4月28日 22時
