殺戮の女神 2【殺戮の天使】

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ザックに追いついて部屋へ進むと道が二手に別れてた

1つは綱を渡ってふたつある内の1つのドアに繋がっている

もう1つはブロック状の床が点々と置いてありその上をジャンプして渡っていくというレイには難しそうな道

下は針の山で落ちたら即死


.....それよりも、高いな


《はぁいようこそ！よくまぁここまで来れました！
見ての通りここは落ちたらブッスブスになって死んじゃいまーす！》


即死だから楽そう


《とは言ってもたいしたことないの。
ただ道がふたつあるだけ。行き着く先もちょっとした違いがあるだけ...どっちを選んでも構わないわ！

でもどうしようかしら？なにせ貴方達は3人いるのよねぇ》


...簡単そうなのはブロック状の道だけど

綱は...私嫌い、怖いから


《ねぇ貴方達、そろそろ決別すべきじゃない？
Aを除いた二人の約束、滑稽なほど無意味に見えるわ。どうせ死んでしまうことを考えれば不公平な約束だと私は思うのよねぇ》


...そうかな

嫌いな人には殺されたくないからこの2人の約束はいいと思うけど

嫌いな人より、好きな人に殺された方が成仏できるでしょ


《まぁいいわ！どうせこの部屋じゃ2人とも同じ道は通れないでしょうし。うふふがんばってね！どちらが先に断罪されるか待ってるわ！》


.....はぁ、早く渡ってこの部屋から出たいな

高いところは、嫌い


レイ「ねぇザック

あの女の人だけじゃなく外に出たらちゃんと私も殺して」


ザック「お前、本当にそればっかだな」


...何か不穏な空気

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