妖怪は鬼のいる世界へ行く【鬼滅の刃】

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御子神side


目を開けた


『...ここは』


室内で寝たはずの私は何故か外で立って寝ていた


...はぁ


『トリップか』


何度もトリップしすぎて慣れすぎたな


苦笑いをして少し歩いてみる


カチャリと腰の横にある何かが揺れた


『刀...？あ、しかも私着物着てる...』


もしかして平安とか昔の時代なのかな


呪術廻戦と同じ感じかな


「ぐへへへ、こんな時間に女一人どこへ行くつもりだァ...？」


『...ちょっとそこまで』


様子がおかしいおじさんに話しかけられた


なんだ...？


「こんな夜に出かけるとねぇ...


俺みたいな悪い鬼に食べられちゃうよォ！！」


危険を察知した私は後ろへ下がる


そのお陰でおじさんの襲撃から避けることが出来た


あっぶな...


というか鬼って...なんだ


鬼？？


とりあえず逃げなきゃ


だけど私の身体は言うことを聞かず刀を握り口を開いた


『妖の呼吸... 壱ノ怪 “童走駆(わらべそうく)”』


そう言って瞬きをした瞬間には


私は目の前のおじさんの首を斬っていた


『呼吸...？妖の、呼吸...』


もしかしてここは



『いやもしかしなくても


鬼滅の刃の世界線...！！』


死にそう(私が)

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