第四十二話 お茶会 ページ5
とある日、私を産み落とした母がお茶会をすると唐突に言い出した。
お茶会に来るのは当然身内のみ。
姉はともかく、兄がお茶会に来るのは珍しい。
ああ、私の身内について何も話していなかった。
と、支度をしている時に思い同じく準備をしている鶴達の方へ顔を向ければ…
「戦装束で行ってはダメなのか?」
「当たり前だいったいどこへ戦しに行くんだよお前」
「俺は可愛い服が着れればそれでいいんだけどなー」
「えっと、これはどうやって着れば…?」
「がぅ?」
色々と混雑していた。
因みに言えば、自分の支度は自分で出来ると言っていつもワイシャツと短パンにジャケットを着ただけの姿だ。私は。
「哉翔、鶴達の支度は手短でいい。」
「はい、ですがお茶会に間に合うかどうか────」
「違う。彼らの正装は、〝戦装束〟だ。彼らは、そのまま、ありのままでいい。余計に着飾ったら、印象が変わってしまう。」
「は、はぁ…。では、いつものでよろしいですか?」
「いや、違うのを用意しろ。」
────〝秋の麒麟草〟だ。
秋の麒麟草を胸に、さあ─────
〝たのしいたのしい、お茶会へ行こうか〟
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土曜はたまたま更新出来なかっただけだ←
そしてフライング更新グ!!←
ああ、うん、あと秋の麒麟草の花言葉はセルフサービス。ご自分でお調べ下さい←
あと、待ち切れなかったからうちの初期刀が修行に出ました。(ノットカンスト、イエス70Lv)←
くっそねっみ、すやァるわ( ˇωˇ)ノシ
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