第六十四話 面白いおどろき ページ27
薬研藤四郎と談笑していると
外から泥だらけの鶴と申し訳無さそうに虎を抱く五虎退が帰ってきた。
孤児院の子供達はまだまだ遊び足りずに走り回っている。
「どうしたんだ、鶴。泥だらけだ」
「いや何、童たちの元気の良さにおじいちゃんついて行けなくてな…、退避してきたところだ」
「すみません、鶴丸さん……」
「気にするな五虎退、あれは俺の自業自得だ」
「会話からして何があったか気になる、鶴何があったの」
「いや、別に大したことは───」
「な に が あ っ た の？」
「童たちの悪戯に気付かずに盛大にすっ転んだんだ！」
意外に可愛い理由だった。
しかしあの鶴が悪戯に気付かないとは、なにか考え事でもしていたのだろうか。
鶴にしては、珍しい。
だが、なぜ五虎退が謝っていたのだろうか…
「鶴丸さんがうっかり悪戯に引っかかってしまったのは、虎さんのせいなんです……。うぅ…」
「……あぁ、うん。予想できたから、詳しく話さなくていいよ。だから泣かないで、五虎退」
「おおかた、鶴丸の旦那が虎を踏みかけてそのままガキ達の悪戯に引っかかったってとこだろ」
「うっ」
「うーわ、鶴丸ダッサー」
「清光、何時からそこに！？」
「ずっと居たけど？ ねぇねぇ主、さっきことちゃん達に聞いたんだけど、」
〝焼け朽ちた刀の柄みたいなのが倉庫にあったって〟
「……へぇ、〝焼け朽ちた柄〟ね」
それはそれは、面白そうなことだ。
＿＿＿＿＿
言っておきますがあくまで想像です、捏造です。
あー刀を見に行きたい……現実の刀剣達を見に行きたいです…
そしてここでどうでもいいことを言います。
作者紅翼、色々ゲーム始めました。
アカセカに夢100とか、あと一血卍傑も始めたのです。
そして交響性ミリアサとフードファンタジーリリース待ちです。
携帯の容量が足りるかなぁ……？
ん？ 戦ブラのイベント？
ギリギリ成実貰えましたよ追い上げ怖かった(震え声)
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 93人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
