.｡.:*･'東方郷音節♪ '･*:.｡.三音目 (ページ3)

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episode86「行ってらっしゃい！」ページ3

紫「良いわね？何か連絡があったらすぐ戻ること！分かったわね？」

魔理沙/霊夢「分ーてっるよ！(分かってるわよ！)」

咲夜/妖夢/鈴仙「はい！」

慧音「あァ！」

紫「それじゃあ行ってらっしゃい！」
紫がそう言うと五人はスキマの中に飛び込んで行った、

グワンと、言う音と共にスキマが閉じた…
1人になった紫は口角を僅かに上げると、

紫「ふふ、一体どうなるのかしらね…この異変」
と呟き、新たなスキマを用い、どこかに消えていった、

～～～～
一方、ここ、音羽館では…

コンコン…

歌苗「あっ！ナナシー？ちょっと出てくれない？多分この前頼んでおいた業者の人だと思うから…」

ナナシ『分かりました！』
椅子から立ち上がり、ドアに触れるナナシ

ナナシ『よいしょっと…はーい…ってうわぁぁ！？！』
するとナナシの驚く声と共に何かが勢いよくぶつかる音が聞こえた、

歌苗「ナナシ！？大丈…夫！？」
突然の物音に驚いた音羽館にいた一同はナナシの様子を確かめに来たが…

霊夢「痛てて…あナナシ！大丈夫！？」

魔理沙「痛ってー！…な、何だよここ！？」

モツ「あー！！！魔理ちゃんに霊夢ちゃん！」
物音がした玄関では荷物を持った五人の少女にナナシが下敷きにされていた、幸い頭を打っただけみたいですぐに起き上がり痛む頭を抑えだした、
歌苗「え！何この子達！？それよりも大丈夫！？ナナシ！」
歌苗は初めてあった少女に驚いたがすぐさまにナナシ駆け寄り手を貸す、

ナナシ『な、何とか……少し頭を打ちましたが…一様大丈夫…』

チルノ「うげっ…霊夢」

咲夜「ここは…洋館ですかね？」

シュー「咲夜さん！？」

咲夜「えシューさん！？」

モツ「ねぇねぇ！魔理ちゃんどうやってきたの？教えてよー！」

魔理沙「うわおい！いきなりくっつくな！」

ベト「霊夢、なぜここに…」

霊夢「悪かっわね…何せ紫が急に言うもんだから…」

ショ「知らない人…無料…」

リスト「あらあら、よく見ると結構可愛い子達ね、まぁ私には適わないけど」
一同は一同で、再開した事を喜びだす者や、困惑する者、何故か張り合う者など様々であった、

ナナシ『霊夢さん、これは一体…』

霊夢「実はね…」
ナナシに、問われ霊夢はさっきまでの出来事と自分たちについての事を話す、

―――
歌苗「なるほど…異変ですか…となるとやっぱりナナシもそれを解決するために？」

ナナシ『まぁ…そうなりますね』