.｡.:*･'東方郷音節♪ '･*:.｡.三音目 (ページ2)

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episode85 「全員集合！」ページ2

紫「はーい、皆準備は出来たかしら？」

咲夜「勿論です…ですか紫、いきなりスキマから連れ出すのは…」

妖夢「一体幽々子様は何をお考えに…」
あの後紫は霊夢、魔理沙の他に咲夜、妖夢をスキマで連れ出した、
霊夢「なんであの二人も行かせるの？しかもいきなり…」
しかし紫は霊夢を無視し、話を進める、
紫「おかしいわね…あともう一人来る予定なんだけどなんだけど…」

霊夢「話を聞け！」

紫「あ！来た来た！こっちよ〜！」
紫は向こうの二人に向かって手を招く、

鈴仙「すみません遅くなりましたー！」

慧音「はぁ…本当に行っているのか…アイツら…」
息を切らして荷物を下に置く鈴仙・優曇華院・イナバ、そして今回勝手に行ってしまったチルノ達を連れ戻しに来た上白沢慧音は霊夢たちの前に歩み寄る、

霊夢「六人？なんで1人多いのよ？」

紫「今回は慧音は連れ戻しだからすぐ戻るのよ、何せ、許可なくナナシについて行ったあの子たちにお灸を据えないと…ね？」

慧音を覗く一同「あ～…」

魔理「でもよぅ、鈴仙はまずいんじゃねぇか？だってうさ耳が…」
鈴仙の頭上のうさ耳をみる魔理沙

鈴仙「ご安心を！この時の為に……これを用意してたんです！」
視線を察した鈴仙は荷物の中からつば付きの帽子を取り出し被る、ピッタリサイズなおかげでこれならうさ耳は見えないだろう

咲夜「でも良いんですか？鈴仙で…早苗さんとかも…」
何故月のうさぎの鈴仙を連れていくのか疑問に思った咲夜は早苗を挙げるが…

霊夢「あいつはダメ！目が離した好きに布教活動をするのが目に見えてる！」

早苗「へっ、、ﾍｯｸｭﾁｭﾝ!…」
1人守矢神社で掃除をしていた早苗は突然くしゃみをした、

紫「霊夢がそう言ったようにその理由から鈴仙を推薦したの…でも安心して！あなた達の主人からは外出許可は粗方取っておいたから、試して行きなさい！」
そう言うと早速、スキマを開く準備を進める紫、

紫「ああとはね…」
しかし突然手を止める紫、

六人「？」

紫「妹に……ナナシに、何かあったらすぐ言いに来て…」
紫はそう言ったあと再び手を動かす、その顔は少し心配そうにしていた、

霊夢「紫、あんた…」

紫「……出来たわよ！」
そう紫が言うと同時に七人の目の前に大きめのスキマが出来上がった、

霊夢「随分大きめね」

紫「そりゃあ、一気に六人も送るからね、ほら早く荷物を持って！」
紫がそう急かすと慧音除く五人は置いていた荷物を背負った