81話 ページ36
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後5cmくらいで唇と唇が当たる。
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そう思って目を閉じた瞬間。
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バンッといきなり開いたドア。
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その瞬間に離れる私達。
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北「熱さまシートあったぞ‼ . . . って、え?」
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シーンとしてる部屋。
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玉森先輩も私も顔を赤らめてみっくんを見る。
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玉森「ったく . . . ほんと空気読めねぇな . . . 」
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あきらかに混乱してるみっくん。
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玉森先輩はベッドに入って、目を閉じたと思ったらもう寝てる . . . 。
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寝ぼけてたのかな . . . 今の。
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北「なんかよくわかんねぇけど . . . 」
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なんて言いながら玉森先輩のおでこにゆっくり熱さまシートを貼って。
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北「早く良くなれよな . . . 」
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って優しい声で呟く。
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あ「みっくん、優しいね」
北「だろ?笑」
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本当に優しい . . .
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この2人、兄弟って言われてもなんの違和感もないもん。
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北「裕太寝たし、俺らリビング行くか!」
あ「そうだね!」
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作成日時:2014年7月29日 21時