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64話 ページ19

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玉森「ちゃんとつかまってろよ。」




あ「はい!」




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玉森先輩の腰に手を回したら、ビクってなったのが可愛くて、






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背中に少しだけ顔を近づけたら香水なのかな?





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玉森先輩の甘い香りが漂う。








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あ「いい匂い . . . //」





玉森「あ”?悪りぃ聞こえねぇ!」






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良かった . . . ヘルメットつけてないから聞こえたかと思った . . .




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あ「なんでもないです‼」





玉森「 . . . っそ」







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信号が赤になって「チッ . . . 」って舌打ちしてる玉森先輩。









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毎日玉森先輩と学校行けたら幸せなんだろうな〜 . . .








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でも今は6月の下旬だから玉森先輩は後9ヶ月くらいで卒業 . . . 。








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あ「卒業しないでください . . . 」









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なんて小声で呟いたら



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玉森「留年してやってもいいけどな . . . 」





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なんて呟き返された。




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あ「え?」




玉森「 . . . 嘘だわ。お前のために留年は無理」







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あ「 . . . ですよね」







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玉森「それに俺、いい匂いじゃねぇし?w」





あ「 . . . やっぱりさっきの聞こえてたんじゃないですか‼」








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玉森先輩が「フッ . . . 」って笑った瞬間に信号が青になってまた走り出すバイク。






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学校がもっと遠くにあればいいのに . . .









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こんなこと思ったの初めて . . . 。









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作成日時:2014年7月29日 21時

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