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五虎退視点












五虎退「他の刀もそうです。あるじさまの刀は全て1振り目ですがいつ折れても変わりはいます」


レオナ「お前……」


五虎退「…………というのは政府の意見です」




レオナさんは目を丸くする。




五虎退「顕現したばかりの僕も政府と同じことを思ってました…でもあるじさまは違う。僕を僕として見てくださる。1振りの刀として………ううん、1人(・・)の人間として」


レオナ「……」


五虎退「あるじさまは言ってました。僕と話すのは僕としかできないって…最初はなんのことかわかりませんでしたけど…今ならわかります」




僕はあるじさまの顔を思い出しながら




言葉を続ける。




五虎退「五虎退という刀は他にもいる…でもあるじさまにとっての五虎退は僕しかないから僕と一緒に話すのもおやつを食べるのも遊ぶのも僕としかできない…そんな意味だったんだと思います」


レオナ「へぇ…」


五虎退「あるじさまはお優しい方です。だからみんなに好かれる……でも…好かれすぎてもあるじさまの身に危険が及ぶだけなのをあの方はちゃんと理解していない」




レオナさんは首を傾げた。




五虎退「端くれでも神は神………その気になれば僕たちはあるじさまを隠すことができる。特に薬研兄さんはあるじさまの真名を知ってるので僕たちより容易いでしょうね」


レオナ「それは怖いこった………お前はあいつを隠すのか?」


五虎退「隠しませんよ。あるじさまはみんなのあるじさまだから僕()隠しません」




僕はニッコリと笑う




五虎退「他の兄弟が隠したら……………その時は……ね?」


レオナ「ハッ!虎を倒したという逸話を持つのにその虎を可愛がるお優しいヤツだと思えば……立派なヴィランじゃねぇか」


五虎退「あるじさまに言いますか?」


レオナ「言わねぇよ。言ったら俺がお前に何されるかわかったもんじゃねぇ」




『怖くて体が震えちまうぜ』




とレオナさんは続けて言う。




五虎退「約束ですよ?僕は……あなたを見てますからね?」


レオナ「……ハッ!虎だけでなく獅子をも退かす刀か……案外お前の逸話は本当なのかもな」




僕は何も言わずただ笑い




その後はレオナさんの懐で虎くんたち




と一緒に昼寝をした。




その光景を見つけたあるじさまは




無言で連写したらしい。

_________

五虎退とレオナさんが仲良くなる




お話でした!

.

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ユノン - 番外編見ました面白かったです! (2月18日 17時) (レス) @page50 id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» 番外編楽しみにしてます! (1月26日 20時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
ユノン - 氷の妖精姫♪さん» エース達と火車切りの絡みが見てみたいです! (1月18日 14時) (レス) id: f5fff43cec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - 猫又さん» コメントありがとうございます!いやぁ、彼らがホストなら大儲け間違いなしですねwでもうちの子はホストにしません!!と言うことで諦めろアズール!! (10月28日 8時) (レス) id: 8f37d05276 (このIDを非表示/違反報告)
猫又 - 氷の妖精姫様、面白かったです!素敵な萌えを有難う御座います!!はわゎ、福ちゃんや実休さんまでおられる(-人-)アリガダヤァ 何百万マドル積めばよいでしょうか?ドンペリいれた方が良いですか?(ホスト違ぅ) (10月27日 11時) (レス) id: 2157a47614 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:氷の妖精姫♪ | 作成日時:2022年8月13日 1時

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