審神者と刀剣男士は魔法学校へ番外編2 【刀剣乱舞】&【ツイステ】

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A視点













私たちはにっかりを先頭に校舎を走り抜ける




A「ゴースト多すぎっ！！」




私は浄化札を投げながら叫ぶ｡




注意：浄化札とは闇落ちした刀剣男士の汚れや




負の感情を抑えるためのもの｡




それだけでなく悪霊ならば力を削ぎ




成仏……っと言うより消滅させることができる｡




普通の幽霊にはあんまり効果はなし｡




ﾕｳ「ねぇ！ソラさんソラさん！！この浄化札あと何枚あるの！？」


ｴｰｽ「こっちもうなくなりそうなんだけど！？」


A「今本丸で石切丸たち御神刀に新しいの作ってこんちゃんが持ってくるって話になってるから踏ん張って！！なんなら守護の札使っていいから！！」




相手の力が思ったより強い…




石切丸たちが身を削る思いで札を作ってくれてるけど




どこまでもつか………




ﾄﾚｲ「これは…100体以上いるな…」


ｹｲﾄ「こういうのオレのキャラじゃないのにぃ〜！」


ﾘﾄﾞﾙ「つべこべ言わず札を投げないか！」




あっちも大変そうだな…っと呑気に考えていると…




ｸﾞﾘﾑ「ソラ後ろなんだゾ！！」


A「へ？」




背後にいた複数のゴーストが一斉に




私に飛びかかってくる｡




A「っ！！」




札を投げようと懐を探るも札はなく




思わず2度見した｡




ﾕｳ「ソラ！！」




ユウが私に向かって手を伸ばしそのまま




壁になるように私の前に立つ｡




すると…緑色の長い髪が私たちの目の前で




ゆらゆらと靡(なび)いた｡




にっかり「そこだよね」




口元はいつも通りにっかりと笑っていたが




片目しか見えない




黄金の瞳は鋭く吊り上がっていた｡




にっかりは私たちを襲う




ゴーストたちを一気に斬り伏せる｡




A「にっかり！」


ﾕｳ「助かった…」


にっかり「………ありがとう…」




にっかりはユウにお礼を言うと




刀を持ち直しまたゴーストを斬りに行った｡




ﾕｳ「………え？なんでお礼？」


A「私を庇おうとしたからじゃない？」




いつもはあぁだけど…




何かあるとめちゃくちゃ心配してくるからね…




こんのすけ「主様！札を500枚ほど持ってきました！」


A「でかしたこんちゃん！！」




私はこんのすけを抱きかかえ




頬擦りする｡




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