第198話 ページ48
A視点
A「ふぅ〜ん………要約するに…この学園のどこかに隠されているはずの秘密の魔導書が欲しいから代わりに探して渡せってこと？」
どこかってどこだよ｡とツッコミたかったが我慢した｡
ｱｽﾞｰﾙ「はい｡隠されている場所の目星はついているので期限は4日間｡担保に…」
長義「俺たち……だろ？」
ｱｽﾞｰﾙ「………はい｡特待生さんが持っているものといえば護衛人ぐらいですからね」
ただの護衛人を欲しがるほどこの人はアホじゃない｡
風の噂でこの子たちの強さ…
もしくは付喪神だという話を聞いたのだろう｡
A「言っておくけど…全員を担保にしたら流石に公平とはいえないわよ？たった1振りでさえあんたたちには荷が重いのに」
私は鼻で笑いながら
アズール先輩を心の中で嘲笑う｡
ｱｽﾞｰﾙ「……では…特待生さんの最初の護衛人…でどうでしょうか？」
そうなると…薬研か…まんばちゃんか…
どちらに抜けられても困る…
いや、他の子でも困るけども……
私が脳内で唸っているとまんばちゃんが
口を開こうとした瞬間…
山姥切「お…」
長義「俺こそが主が最初に選んだ護衛人…山姥切
A&山姥切「っ！！？」
長義の取った行動に私は思わず口をポカンと開ける
山姥切「なにをっ！」
まんばちゃんが長義に文句を言おうと
長義の肩を掴んで自分の方に寄せようとするが
その前に長義がまんばちゃんの腹を殴って黙らせる｡
山姥切「かはっ！」
長義「うるさいよ｡俺が決めたことに文句を言わないでくれるかい？」
まんばちゃんは腹を押さえて膝を地面につく
長義はそんなまんばちゃんを見下ろしながら
私のそばに来て床に正座をする｡
長義「主の許可なく勝手に判断したこと許してくれとは言わない｡だけど…たった4日とはいえ主と離れる許可を俺に渡してほしい」
長義は私の前で土下座をする｡
A「……………山姥切
長義「………」
A「本当に
"それ"とは…長義がまんばちゃんの代わりに…
ううん、まんばちゃんとして
ここに止まるということを意味する｡
長義も私の言葉の意味を理解しているのか
顔を上げて眉を下げていた｡
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氷の妖精姫♪(プロフ) - 憑喪姫さん» コメントありがとうございます！鑑賞シーンは番外編の方で書かせていただきますね！ (2022年9月13日 7時) (
レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
憑喪姫(プロフ) - いつも楽しく見せてもらっています。薄桜鬼の話が出たとはとても驚きましたが、私自身もとても好きなのぜとても萌えました。出来ればなのですが、鑑賞シーンを番外編として読んでみたいです！！ (2022年9月13日 1時) (レス) @page45 id: a6e4edb5ec (このIDを非表示/違反報告)
氷の妖精姫♪(プロフ) - アスパラガスさん» …………なぜバレた？そこまで詳しくはないんですけどちょろーと見たことがありますね！ (2022年9月11日 13時) (レス) id: 171a5b5ca0 (このIDを非表示/違反報告)
アスパラガス - 知るか馬鹿ヤローこのヤロー｡って…あなたもしやｯドリフターズを知っているだと…！？ (2022年9月10日 23時) (レス) @page44 id: 3c601836b6 (このIDを非表示/違反報告)
ふわな(プロフ) - 更新ありがとうございます！作者様の無理なく頑張ってください！ (2022年8月25日 22時) (レス) @page35 id: 9150cee976 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：氷の妖精姫♪ | 作成日時：2022年7月20日 11時
