審神者と刀剣男士は魔法学校へ2 【刀剣乱舞】&【ツイステ】

第58話 ページ8

A視点













ｸﾞﾘﾑ「みんな名前がなげぇ！そんな一気に覚えられねぇんだゾ〜！」


ｹｲﾄ「あはは！ざっくりでおけおけ｡そのうち嫌でも覚えるし」




混乱しているグリムに向かって




ケイト先輩は笑いながらそう明るく言った




ﾄﾚｲ「どの寮に入るかは、入学式のとき魂の資質で闇の鏡が決めるとされているけど……なんとなく、寮ごとにキャラが固まってる感じはあるな」


ｹｲﾄ「それはあるねー｡めっちゃわかる」


ﾃﾞｭｰｽ「キャラ……ですか？」




それを聞いたデュースは不思議そうに首を傾げる




ﾄﾚｲ「例えば……ホラ、あいつ」


ﾕｳ「っ！獣耳と尻尾が生えてる…」


大和守「本物？」




目線の先にいるのは大柄の体格で




黄色と黒の腕章を着け




銀髪に狼のような獣耳と尻尾を持つ男子生徒だった




ﾄﾚｲ「あのゴツさは見るからにサバナクロー寮って感じだな」


ｹｲﾄ「運動とか格闘が得意なタイプが多い寮なんだよね。肉体派っていうか、イカツイお兄系っていうか？黄色と黒の腕章つけてるのはサバナクロー寮」




運動…格闘……楽しそう←




A「堀川兄弟と新選組はあそこに行きそうね」


加州「えー｡暑苦しそうだし俺はごめんだな」


大和守「僕は行ってみたいかも｡楽しそうだし…」




視界のはしで安定が刀を少しだけ抜いたのなんて知らない




『カチャ』って聞こえたって？




知らないったら知らないのだ





ｸﾞﾘﾑ「ほー｡じゃあ、あっちの灰色と薄紫の紐を腕に巻いてるのは？」


ﾄﾚｲ「彼はオクタヴィネル寮だな」



次にグリムが興味を示したのは




灰色と薄紫の腕章をつけた生徒だった




ﾄﾚｲ「その手前のテーブルに座っている臙脂と黄色の腕章はスカラビア寮の生徒だ」



ついでといった感じでオクタヴィネル寮の生徒が居る




手前のテーブルに座る臙脂と黄色の腕章を




着けた寮のことも教えてくれた




ｹｲﾄ「どっちも頭脳派揃いって言われてる｡筆記テストはその2寮がデッドヒートってカンジだよねあ、でもスカラビア寮長は勉強はそこまでって感じで〜」


ｴｰｽ「はーい｡これ話が脱線するフラグー」


ケイト先輩が話をしているにも関わらず



エースは棒読みでそう言う




ﾄﾚｲ「お前、順応早いなぁ」



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