三十八話〜ゆめさんリク〜 ページ44
その後__
『いたいた…鶯丸』
鶯丸「おぉ、来たか茶の準備はできてるぞ」
鶯丸と茶を飲むときの定位置である縁側に腰を下ろし、月を見ながら茶を飲いただく
しばらく無言で茶を飲みながらすごした
しかし、その沈黙を俺が破る
『大将から聞いたぞ?お前が提案したそうじゃないか、俺を現世に行かせること』
鶯丸「まったく…主は口が緩いな…」
『まぁ、大将だからな…それで、俺に休みを与えたかったんだって?』
俺がそう問うと、茶を一口喉を通し息を吐いた
鶯丸は口角を少しばかり上げた
鶯丸「お前はこの本丸の兄のような存在になっている、皆何かとお前に相談をする…お前もお前でそれに答えようとする」
『頼られたからには最後までやるだろ』
鶯丸「それがお前の長所であって、短所でもあるぞ!狼牙は自分の身を大切にしていない、俺達は今人の身を授かった刀剣男士なのだ刀では無い」
『…人の身は繊細であり刀と違って脆い、だろ?お前がいつも大包平に伝えたいと言ってたことだ…俺だってそれくらい分かってるさ』
俺は月に向けていた視線を鶯丸に回した
鶯丸もこちらを視線を向けた
いつもと違って真剣な目だ、それが少し面白くて…嬉しくて…
俺は微笑んで言った
『…だから、こうやってお前の所に来て休憩をしてるんだろ』
鶯丸「…俺は狼牙の休憩場か」
『お前と過ごす時間は落ち着くんでな!』
わしゃわしゃと鶯丸の頭を撫でる
それが不服だったのか鶯丸は俺の頬を軽く摘まんできた、痛くない程度で
『何すんだ』
鶯丸「腹が立った」
『相変わらず理不尽だな…』
その後は夕餉にと呼びに来た鶴丸によって終わりを告げた
今日は綺麗な満月だな…
______________________________
何かと用事が立て込んでいて投稿が出来ませんでした
リクエストありがと御座いました!!
こんな感じで良かったデスか?なんか最後鶯メインになってしまったんですけど…
今後の予定なんですけど
あと一個、ねむたさんリクの幼児化があるんですけど話数的に収まらないような気がするので続編の一話で書きます。
多分兄様の過去にも触れてつながっていくので…
ねむたさん、申し訳ありません…
残りの6話は小話を投稿していきます
ご愛読ありがとうございます!!
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布都御霊(プロフ) - 中原白也さん» いえいえ、とんでもない。楽しいお話を期待して待ってます。 (2019年4月30日 23時) (レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 布都御霊さん» 了解しました!ありがとうございます、この五振りを中心としてお話を作ります!お手数おかけしました。 (2019年4月30日 22時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
布都御霊(プロフ) - 中原白也さん» 狼牙,いち兄,江雪さん、髭切、数珠様…と、取り敢えずこの5振りは入れてほしいです。長男と言われて思いつくのがこの5振りでした… (2019年4月30日 21時) (レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 布都御霊さん» リクエストありがとうございます!長兄と言っても人それぞれで違うと思うので名前まで書いてくれると嬉しいです!よろしくお願いします!! (2019年4月30日 17時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
布都御霊(プロフ) - リクエストいいですか?本丸にいる長兄達で弟達の惚気話を言い合うお話がみたいです!お願いいたします。 (2019年4月4日 14時) (レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:中原白也 | 作成日時:2018年10月1日 1時