三十四話〜ゆめさんリク〜 ページ40
『行きたい気持ちが分からなくもないが…』
後藤「じゃあ！！」
『一応これは任務なんだ、失敗したら俺たちじゃなく大将が責任を取らなくてはいけない…大将に迷惑かけたくないだろ？』
そう言うと、短刀たちは落ち込んだが大将の為と思い頷いた
だが、納得していない奴もいる…
『あー、現世には連れて行ってやれないが土産くらいなら大丈夫だろう』
太鼓鐘「本当か！？じゃさじゃさ！！」
『つっても、そんなに沢山は買えねぇぞ？』
薬研「そこらへんは大丈夫だぜ」
厚「みんな同じ物だからな！」
厚が言うと、みんなで顔を合わせ笑顔で頷き
元気な声で……
鶴丸「菓子だろ！」
『鶴丸…』
普通は短刀が言うはずだろ…
と言ってしまいたい言葉は押し込んだ
短刀は鶴丸の登場に驚いていたようだ
謙信「なんで知ってるのだ？！」
鶴丸「ふふふ、話を聞いていたからな！主にその事を言ったら銭を出してくれるってよ！！」
鶴丸の言葉に喜ぶ短刀たち
その一方で…
『一期…大将、金欠だったよな』
一期「はい、そのようで…」
『…まさかと思うが、本丸の資金じゃないだろうな』
一期「・・・」
『大将は、間抜けなのか…ちょっと行ってくる』
大広間を出て大将の部屋に向かう…向かおうとした
一期に肩を掴まれ止められる
俺は不思議に思い『どうした』と問う
一期「今回だけ見逃して貰いたい…」
『…お前、本気か？』
一期「弟たちがあんなにも喜んでいるのですぞ？そんな上げて落とすような真似私には出来ませんぬ…狼牙殿は鶴丸殿にできますか？」
『無理…』
一期「でしょう…」
そんな行為俺には出来ん…いや、泣き顔も可愛いと思うがな
弟たちのそんな顔は極力見たくない、可愛いと思うがな
可愛いと思うがな！！
『はぁ、今回だけな…』
一期「ありがとうございます！狼牙殿！！」
『しかし、帰ってきたら締める』
いくら頼みごとを断れないからと言って本丸の資金を使うのは近侍として許せん
どう懲らしめてやろうかな…
一期曰く、そう言った狼牙の顔はとても恐ろしかった…らしい
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
翌日
鶴丸「驚きを与えてくるぜ！！」
『大将、帰ったら覚えとけよ…』
審神者「ヒィッ！ふぁい…！！」
加州から配布された服を着て大将に挨拶をする
服は鶴丸と"双子こーで"と言うものらしい
(イラスト載せます)
俺が黒で鶴丸は白…色違いと言うやつか
嬉しいな…
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布都御霊(プロフ) - 中原白也さん» いえいえ、とんでもない。楽しいお話を期待して待ってます。 (2019年4月30日 23時) (
レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 布都御霊さん» 了解しました！ありがとうございます、この五振りを中心としてお話を作ります！お手数おかけしました。 (2019年4月30日 22時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
布都御霊(プロフ) - 中原白也さん» 狼牙,いち兄，江雪さん、髭切、数珠様…と、取り敢えずこの5振りは入れてほしいです。長男と言われて思いつくのがこの5振りでした… (2019年4月30日 21時) (レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
中原白也(プロフ) - 布都御霊さん» リクエストありがとうございます！長兄と言っても人それぞれで違うと思うので名前まで書いてくれると嬉しいです！よろしくお願いします！！ (2019年4月30日 17時) (レス) id: 738e251709 (このIDを非表示/違反報告)
布都御霊(プロフ) - リクエストいいですか？本丸にいる長兄達で弟達の惚気話を言い合うお話がみたいです！お願いいたします。 (2019年4月4日 14時) (レス) id: ac233dda56 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：中原白也 | 作成日時：2018年10月1日 1時
