鶴の兄様

二十五話〜iceblast5さんリク〜 ページ28

決心したのだが…

信濃「狼牙さんの懐〜！」

包丁「狼牙さんお菓子ちょうだい！」

五虎退「虎さん撫でませんか？」

前田「遊んでください！」

秋田「僕とも遊んでください！！」

平野「狼牙様、お茶でもどうですか？」

乱「髪の毛結ってよ〜」

博多「狼牙は株式に興味なか？」

鯰尾「狼牙さーん！今度一緒に馬糞」

骨喰「兄弟やめろ」

厚「狼牙さん！今度手合わせしようぜ！！」

後藤「あ、狡いぞ！俺も俺も！！」

薬研「俺とも頼むぜ」

愛染「俺もー！」

不動「お、俺もっ…」

太鼓鐘「これかっこよくないか！？」

小夜「柿、食べよ…？」

隙がなさすぎる！！

あんな短期間で短刀達(＋α)に懐かれるなんて、さすが俺の兄様だ！！

一期が悔しそうに下唇噛んでるぞ！！

鶴丸「三日月、どうする」

三日月「兄上は人気者だなぁ…」

一期「私の弟達がっ…！！」

まぁ、夕餉が始まったら俺達の隣に来るだろうしその時に謝ろ…

そう思い兄様と短刀達を見守っていた、が

不動「俺、今日は狼牙の隣で食べたい…」

鶴丸「え？」三日月「ん？」

『あぁ、いいぞおいで』

鶴丸「は？」三日月「ん？」

薬研「じゃあ、その逆隣は俺っちな」

鯰尾「えー！狡いですよ！」

薬研「早いもん勝ちだぜ？」

……近くことさえ難しい…だと！？

兄様と短刀達を仲良くするのは失敗だったのか！？

しかし、兄様はあんなに楽しそうにしてるからな…ｸｯ

いや、でも寝る時はさすがに部屋に戻って来るだろその時に…

鯰尾「じゃあ、寝る時は俺と一緒で！！」

『はいはい、了解』

鶴丸「」三日月「」

俺たちになにか恨みでもあるのか…？

俺と三日月があからさまに落ち込んでいると横にいた鶯丸が言った

鶯丸「仕方ないんじゃないか？」

鶴丸「なんでだ？」

燭台切「鶴さん達がいつも狼牙さんを独占してるからね」

歌仙「みんな近ずける機会をずっと伺ってたんだよ」

夕餉を運んできた、光坊と歌仙

そんなに俺達は兄様を独占してるだろうか

確かに兄様を誰にも渡したくはないが…

江雪「和睦は大切ですよ…独り占めは良くない」

大倶利「自業自得だな…」

小狐丸「これで少しは懲りるんじゃな」

と、皆言うがそんなに独占した覚えはないぞ

無意識でやっているとでも？

三日月「俺はそんなに独占してないぞ…」

鶴丸「俺だってそんなに」

燭台切「いや、三日月さんはともかく鶴さんは言い逃れできないよ」

鶯丸「無意識か…まるで雛鳥のように後ろをついてまわっていたぞ？」

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