3話《刀剣合宿、開始です》 【華芽】 ページ3
『...はぁ』
「主ため息なんかついてたら幸せ逃げちゃうよ〜？」
『いや...ほら、この約３週間が大変だったからさ』
目的の場所まで歩きつつ加州と薬研と話していた。
少し上り坂だが、たまに短刀達と鬼ごっこをしていたお陰で少しは体力はついているので大変というほどでもなかった。
争奪戦は１週間に続いたが、私の本丸にいるのはほぼ全振りだ。
１週間で終わらなかったので私の独断で初期刀である加州と、初期鍛刀である薬研に決めたのである。
その後も、本丸の皆を心配したりする話や加州達の出ていたテレビ、花丸について話しに花を咲かせたりなど、様々なことをしているうちに、とうとう合宿場へ着いた。
参加者より少し早めに着くようにした私は一番乗りでその場に着いた。
流石政府、建物は木造建築だがとても立派で尚且つ綺麗だった。
『ここで２週間、かぁ...』
「なかなか設備も良いな、合宿とやらだが薬も作れそうだ」
政府の働きに感度しつつ、改めてここで２週間も暮らすのだと実感した。
うん、やっぱりすごいな政府。
たった２週間だが何気にこの合宿は楽しみだったりする。
他の審神者とはたまには会うが、一緒に泊まるという事はなかったので少し若返ったような気がしてならない。
部屋の確認をしつつそんな事を考えていたら、いつの間にか大きな建物に辿り着いた。
どうやら審神者がが集まるための部屋のようでまだ人はいないものの並べられた椅子と机を見ればすぐにわかった。
きょろきょろと部屋の中を見ていると、後ろから障子の開く音が聞こえた。
振り返れば、そこには沢山の人と刀剣___。
つまりは、審神者が集まっている証拠と言えるだろう。
「あ〜ぁ、もうすこし主と一緒にいられると思ったのに...」
「加州の旦那、ここはかっこよく出迎えてやろうぜ」
そう2振りが話を終える私は審神者の方へ身体をきちんと向けてから、言った。
『ようこそ、合宿場へ。
これから２週間、宜しくお願いしますね！』
23日、これから何が起こるか楽しみです！
4話《自己紹介 1》 【華芽】→←2話《全ての始まり 2》 【華芽】
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風鈴(プロフ) - 霧月さん» はい、構いません！空いてる日は明日ですが大丈夫ですか？ (2017年1月2日 0時) (
レス) id: 4377e4976a (このIDを非表示/違反報告)
霧月 - ごめんなさい。諸事情により更新出来ませんでした。ので空いてる日に更新させて頂いても良いですか？ (2017年1月2日 0時) (レス) id: 8bfb8600b1 (このIDを非表示/違反報告)
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