変化した日常の段 ページ3
花凜「A?何警戒してるのよ」
『鉢屋くんが居ないか警戒してる』
あの日以来、鉢屋くんに話しかけられる訳でもないが、また驚かせに来るだろうと、周りをきょろきょろ見渡している
花凜「そんなことすると逆に警戒されるよ」
ここは食堂
本来なら、美味しいご飯を食べて、疲れを取る場所なのに、私のせいでみんなが何かしらに警戒をしている
『そんなに分かりやすい?』
花凜「普段のAより断然分かりやすい」
まじか…
少しだけ警戒をとろう
私一人のせいで、みんなが楽しく食べれないのは嫌だし。
『あ、ご飯美味しい…』
最近警戒しすぎて、ご飯の味忘れてた…
美味しいご飯作ってくれてるし、感謝の気持ちを込めて食べよう
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『お腹いっぱい!』
美味しいご飯を食べ終わり、一人でくノ一長屋に戻ろうとしている
今日は竹谷くん居なかったな…それに花凜は仕事だし……
くノ一は委員会が無い。ただ、花凜は学級委員長みたいな存在
なので今頃、学級日誌か、シナ先生と話し合ってるだろう
少し寂しいかも…友達とか花凜以外居ないし
…だから、竹谷くん観察をするのだけど
なので今、木影から見ていまーす!
相変わらずかっこいい!!
汗まで輝いて見えるし、なにあの笑顔!!
あぁ…私にもあんな笑顔見せてくれないかなぁ…
生物委員会の後輩に嫉妬する時点で、だめか……
鉢屋「お、やっと来たか」
『ッ!!』
鉢屋「今回は逃がさないぞ」
また木の上からぶら下がってきた鉢屋くん
あの時みたいに逃げようとすると、手をがっしりと捕まれ逃げれない
流石、忍たま…くノ一の私は勝てないか……
鉢屋「降参した方がいいと思うが?」
『……はい』
逃げるつもりは無い
だって怖いんだもん!!何あの目!何考えてるか分かんないじゃん!!
なので内心ビクビクしながら、私はついて行くことになりました
┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈
『ここって…』
鉢屋「私と雷蔵の部屋だ」
え、なに!何をするの…?尋問される?
『あ、あの…なん、ですか……』
鉢屋「…色々と聞きたいことがあるが、その様子だと全て話すことは無理だろう。だから手短に伝える」
あ、意外と優しい…こんな私にも優しくしてくれるのか……ありがたい
鉢屋「これを八左ヱ門に届けてこい」
前言撤回、全然優しくない
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さぁ!鉢屋くんは何を届けろと言ったのか!そしてなぜ言ったのか!!
次回わかるかも知れませんね!
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作者名:五いろ | 作成日時:2023年6月25日 16時